130段ほどの階段の続く山道、「あじさい路」には、40種類以上、2500株の紫陽花が植えられています。
斜面に咲くアジサイはカラフルでとても鮮やか。
しかし、有名で人気があるため、混雑のため待ち時間も発生します。
その混雑ぶりはなかなかのものです。
見頃の時期の一番混雑する昼過ぎなどは、2時間、3時間の待ち時間なんてこともあります。
えー!そんなに待つの!?
そんなことを聞くと、行くのやめようかな。
そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
良い方法があるんです!
ある方法を使えば、待たずにあじさい路に入れちゃうんです!
ここでは、あじさいの見頃の時期と、あじさい路の混雑する日の特徴や、あじさい路までの入場の流れをご紹介します。
そして、メイントピックの、具体的な混雑回避方法もご説明します。
※ちなみに、混雑回避法のみを知りたい方はこちらをクリックで項目4まで移動します。
1.長谷寺のあじさいの見頃やアクセス方法など
あじさいの見ごろ
鎌倉の紫陽花の一般的な見ごろは「6月中旬~6月末まで」となっています。
また、花が色づき始めるのは6月の頭ごろ。
そして、7月を越えるとあじさいの花の剪定が始まってきます。
ですので、7月以降は必然的に少しずつあじさいの花の数は減ってきます。
アクセス
江ノ電長谷寺駅より徒歩5分ほど
地図
2.長谷寺開門時間や入館料などの基本情報
基本情報
住所:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3丁目11−2
電話番号:0467-22-6300
開門時間:
■3~9月|8:00~17:00
■10~2月|8:00~16:30
参拝料金:大人400円 小学生200円
※鎌倉市福寿手帳お持ちの方は200円
駐車場:あり|普通車30台(30分300円)
3.あじさい路に入る手順と、混雑する条件をご説明します
あじさい路に入る手順
①長谷寺の入り口で「あじさい路」に入るためのチケットがもらえます。
チケット売り場ではなく、長谷寺の入場時にもらえます。
これがないと、あじさい路には入れませんので、必ずもらってくださいね。
ちなみに写真の札の番号は「674」です。
②札の番号と、あじさい路入り口にある電光掲示板を見比べます。
長谷寺の入り口には電光掲示板があり、そこに待ち時間が記載されています。
この番号が「671」ですね。
③待ち時間を計算し、自分の番号が来たら入場する
電光掲示板の番号が「671」。
入り口でもらった札の番号が「674」。
なので、数が3つ差です。
1つずれるごとに「15分待ち」という意味なので、3つ差の場合は「45分待ち」と計算ができます。
また、入り口にはわかりやすく番号ごとの立て看板もありますので、そちらを見ればすぐにわかります。
じゃあ、45分待てばいいのか、じゃあその辺適当に散策していればいいかな。
普通はそう思いますよね。
けれど、それはとっても甘い!です!
スターバックスのアイスココアぐらい甘いです!
あじさい路があるのは長谷寺の奥の方。
なので、もし混雑で待ち時間が長い場合は、そこに向かうための参道も、人で埋め尽くされて大変混雑しているんです。
なので混雑時は、長谷寺の入り口からあじさい路へ移動するまでに、40分とか、1時間とかかちゃうんです。
長谷寺のあじさい路が混む条件
①見ごろのシーズン(6月中旬~下旬)
②10時以降(昼過ぎの混雑が最高潮)
③土曜日、日曜日(週末)
④晴れの日、もしくは風のない過ごしやすい気候の日
上記の条件が当てはあるほど、混雑します。
上の条件をすべて満たせば、おめでとうございます!
待ち時間が2時間3時間もあたりまえです!
つまり、その逆で混雑が減る日は、
①見ごろではないシーズン(5月末や7月以降)
②朝の早い時間
③平日
④雨の日・寒さや風が強いなど、屋外で過ごしにくい日
こういった条件が重なるほど、混雑は減っていきます。
とはいえ、③の平日も、それほど混雑緩和に貢献するわけではないみたいです。
一番重要なのは②朝の早い時間。
ここについては、次の項目でご説明いたします。
4.長谷寺のあじさいの道にスムーズに入るためには
結論を先にいいます。
そう、それだけです。
他は何の準備もいりません。
開門時間に入場できれば、一番混雑するシーズンでも15分程度の待ち時間で入れちゃいます。
もちろんあじさい路までの参道も、それほど混雑はしていません。
もし晴れた日でも、朝のまだ暑くない時間なので快適です。
確かにその通りですね。
地域によっては、始発の電車でも開門時間に間に合わない方もいらっしゃると思います。
けれど、平日に行く、雨の日を狙うのはそこまで有効とは限らないです。
見ごろの時期をずらすのも、華やかな長谷寺のあじさいを見られないのはちょっともったいない。
ですので、もし朝早く起きて開門時間に間に合うのなら、それが一番おススメなんです。
実際どのくらいおすすめなのかは、次の項目でご紹介いたしますね!
びっくりするぐらい快適ですよ。
5.長谷寺のあじさいの道に開門前に実際に行ったら、こんなにスムーズ!
6月中旬のあじさいが見ごろ真っただ中の休日。
天気は曇りで、気温は25度。
風は少なく穏やか。
と、めちゃくちゃ混雑が予想される条件整っています。
そんな条件でも、超快適にあじさいがみられる様子をこれからお伝えいたします。
チケット売り場
7:30分着で、チケット売り場はこのくらいの混雑。
全然人は少ないです。
混雑状況にもよるのでしょうが、この日は7:40分からチケットが販売されました。
チケットを買った人から、門の前の列に並びます。
すると、7:45分からこの日は入場が開始されました!
※長谷寺の職員さんに聞いたのですが必ず早く入場というルールはないそうです。
とはいえ、混雑シーズンは基本この時間で対応していると予想されます。
本来は八時から拝観開始ですが、混雑時期はそれよりも早くから入れちゃうんです!
これ、意外と知らない人多いのではないでしょうか?
②あじさい路までの混雑具合
当然、すっかすかです。
周りを歩いている人も、ゆったり感。
歩く道順は、山門から右手にぐるっと回って、左奥に向かいます。
日中は恐ろしい数の人であふれかえる展望台も、ご覧の通り。
もちろん入場を待つ人もいません。
③あじさい路の中
そのままチケットを渡し、スマートに入場です。
待ち時間?
そんなものは存在いたしません。
入ってすぐにあじさい路の看板があります。
入ってすぐのところは、割と人が詰まっていました。
江のくんは、ささっと先に行っちゃいました。
入り口をささっと抜けると、先に人は少なく、あじさい中心の写真がとれました!
斜面に咲くあじさいがきれいすぎる。
あじさいに囲まれながらあじさいの写真を撮れるって、なんか、幸せです!
階段を上り続けた後は、下りの道に入ります。
下り続けたら、出口に近づいていきます。
ああ、ずっと見ていた気分。
そして、出口に到着です!
人が少ない分、スムーズに進めちゃいますね。
あまり早く進むともったいないので、しっかり楽しんでから出てきてくださいね。
※一度出口を出ると、あじさい路の再入場はできません。
いかがでしたでしょうか。
今回は開門30分前に到着しましたが、開門時間8時頃に到着した人は「15分待ち」程度でした。
なので、開門時間頃を狙って来れば、混雑に苦しめられることはないわけですね。
6.まとめ|混雑を耐えるか、早く行くか、選ぶのはあなた次第…
結論開門前に行ってしまえば、その後はストレスフリーであじさいを楽しめます!
あまりにも簡単すぎるルールなので、拍子抜けしちゃうかもですが、これが一番いい方法だと思います。
混雑の中、時間も体力も精神も消費してあじさいを見るのと比べれば絶対的にメリットが大きいですよね。
いろいろとご説明してきましたが、要は早く行くべしってことです。
そんだけっ!
ちなみに、鎌倉で紫陽花が有名なお寺は2つあります。
長谷寺と、もうひとつが「明月院」です。
こちらはカラフルな長谷寺と違って、90%以上がヒメアジサイという青いあじさいです。
ただ、混雑時期は長谷寺よりも恐ろしいほどの苦労を強いられます。
難易度は明月院のほうがかなり高いです。
とはいえ、かなり見ごたえがるのも事実。
もしよかったら、明月院の情報もご覧になって見てはいかがでしょうか。
■明月院の情報をすべて詰め込んだページはこちら(↑)です。
■明月院の混雑の回避方法に特化した情報はこちら(↑)です。
話は戻りますが、長谷寺に一緒に行く人がお寝坊さんなら、このページを見せて情報を共有してみてください。
それで、楽しくるんるん(^^♪って感じであじさいを楽しんで頂けたらと思います。
早起きは三文の徳!どころかもう、7000円くらい得じゃない?
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