報国寺:竹林に癒される上品な大人時間が体験できるお寺
みなさんこんにちは。
江の島大好きカモメの“江のくん”ともうします!
今回は鎌倉の『報国寺』の情報をお届けいたします。
報国寺は別名『竹寺』とも呼ばれております。
報国寺に行かれる多くの方は、その見事な竹林のお庭を目的にされています。
なぜなら、ミシュラン・グリーン・ガイドでも、三ツ星(★★★)を獲得しているほど、すごいお庭なのです。
本記事は、報国寺の敷地内全体の様子をお伝えながら、竹林のお庭の魅力もお伝えできればと思います。
正直、江のくん的にあの竹林は、「あっぱれ!」といった感じです。
目次
3.報国寺は入場料を払う前から大変すばらしい庭園がみられます!
1.報国寺の地図、アクセス方法
■徒歩:JR鎌倉駅より徒歩約30分
■タクシー:JR鎌倉駅より約7分
■バス:JR鎌倉駅東口より、京急バス5番のりば「金沢八景行き」「鎌倉霊園正門前太刀洗行き」「ハイランド循環」いずれかに乗車。浄明寺バス亭を下車し、徒歩2分ほど。
🐥駅から歩くのは少し大変なので、バスを使うのが一般的だと思います。
もし歩いてみたい方は、片道をバス利用などがいいかもしれません。
地図:
2.知れば納得、おすすめ情報コーナー!
■報国寺のポイントを、ここに凝縮してお伝えします!
①鎌倉の中でもトップクラスの人気を誇るお寺です
見に行く価値は間違いなくあることは、人気度合いからも立証されています。
ただ、最近は海外の方がかなり来ているため、休日はなかなかの混雑が予想されます。
早めの到着(9時までに到着するのが理想)なら、ゆったりと竹の葉ずれの音を聞きながら、報国寺の散策がお楽しみいただけますのでおすすめです。
②人気のポイントは、やっぱり竹林。けれど、実はお庭のクウォリティも半端なく高いです
竹林で有名な京都の嵯峨野と比べると、規模では報国寺はかないません。
ですが、ちょうどよい広さであり、お庭の洗練度合いは半端ないです。
また、庭園や石庭の質もかなり高く、報国寺は洗練された大人の上品な空間ともいえます。
③竹林に意識が向かいがちですが、お寺の本堂は竹林の受付手前にあります。
江の君自身がそうだったのですが、竹林が有名すぎて、お寺のお参りを適当に済ませてしまいがちな罠がありました。
竹林にはいる前に、ご本尊の釈迦如来像の置かれた本堂がありますので、ぜひそちらもご参拝されることをお勧めします。
ちなみにご本尊は、鎌倉市指定文化財に登録されておりますが、残念ながら非公開となっております。
④抹茶を飲みながら竹林を眺められる抹茶処「休耕庵」の癒され度合いが半端ない!
抹茶処の「休耕庵」では、せわしない日常を忘れ、気持ちを落ち着けてゆったりと抹茶を飲むことができます。
お席から座って眺められる竹林もまたいとおかし。
抹茶のチケットは拝観料の支払い時に購入できますので、併せてお支払いください。
3.報国寺は入場料を払う前から大変すばらしい庭園がみられます!
さっそく、門をくぐって中に入りましょう!
まっすぐに道が続いていきますが、両サイドにご注目ください!
ちょ、きれいくないですか?
なんか、よくわかんないけれど、なんかとにかくレベル高くないですか?
鳥あたまの江のくんでも、ここのすごさはわかります。
この日本庭園はレベル、高っ!
三月のあたま頃に来ましたが、梅の花が咲き始めていました。
鎌倉のお寺は、どこも本当に季節感がありますねー。
日本庭園の続きです。
まだ、入り口ですけれど、なんかすごくて目が癒されます。
本当に手入れがしっかりとされていて、すごいですね。
もはや空間の芸術です。
階段の先に、本堂があるようですね。
途中、ほそながーいお地蔵さんがいました。
江のくんはお地蔵さん萌えなので、ほっこりいやされました。
さあ、本堂に続く階段です。
階段、駆け上ります。
やあー!
さあ、本堂に到着です。
ご本尊の釈迦如来像は非公開ですので拝見することはできませんが、きちんとお参りしてからお庭に向かいたいと思います。
恥ずかしい話、以前の江のくんは、竹林目的で来ていたので、お参りはスルーしていました。
そして、振り返ると立派な鐘がありました。
きっとみなさんも思うはず。
(あの鐘をついてみたい…)
4.報国寺が竹寺と呼ばれるほど魅力ある竹林を大公開。圧巻です!
さて、お待ちかねでしたが、竹林の方へ向かいたいと思います。
こちらで料金をお支払いいただきます。
ちなみに、奥に抹茶処があるのですが、休憩されたい場合は追加チケット代をこちらでお支払いいただきます。
中に入った瞬間、目の前に竹・竹・竹!
おおお、すごい!
いきなり竹林へ飛び込んでいきたいところですが、順路があるようです。
まずはまっすぐ進んでいきます。
イスが置かれていました。
よかった、すでに少し疲れていたので休憩したいと思います。
座ると、目の前に石庭がひろがっていました。
う、うつくしい。
さあ、すこしゆっくりできましたので、次は竹林の中に入って行きたいと思います。
竹林の中にはいると、なんとも不思議な気持ちになります。
天気が良いのに薄暗くて、涼しくて、静か。
こころが、しん…、としてきます。
見上げれば、先端の笹が風で葉を揺らしていまいた。
カサカサと、心地よい音が響いていて、五感で風を感じられました。
竹の道の途中で、お地蔵さんラッシュ。
良い感じに苔むしています。
過ぎた時間を感じました。
んっ?
ずいぶん先の岩場にいくつもの穴が開いています。
なんじゃ、こりゃ。
ロープが張られていて、近づくことはできませんでした。
ちなみに後程、受付の方にあれがなにか聞いてみました。
すると、あの穴には足利家のお墓があり、報国時は足利公方の終焉の地だと教えてくれました。
竹をよく見ると「元気」と書かれていました?
なんじゃこりゃ!
よく見ると、あっちこっちに掘られた落書きがあるんです。
これは、とても悲しい気持ちになりました。
というか、普通に怒りがこみ上げますよ、これ。
てか、激おこですよ、これ!
本当に、こういうのはダメ、絶対!!
やった人は正座して、こうべを垂れて反省してください!マジで。
っと、すみません、すこし取り乱しましたが、先に進みましょう。
静かな時間が流れて行きますね。
敷地はそこまで広いわけではないので、疲れるほどもなくゆっくりと歩くことができました。
江のくん、子供の時に来たときは「これだけ?つまらないな」と思った記憶があるのです。
けれど、広すぎても疲れてしまうし、このくらいだとちょうどいい広さでだなと思います。
そういう意味では、大人がゆったりと楽しめるスポットなのかなと思います。
5.報国寺の茶席【休耕庵】でくつろぎと静寂の時間を。
竹林の中に、こんな立札がありました。
先ほど、受付で買った抹茶のチケットは、ここで使えるようです。
中に入ってみましょう!
温かみのある雰囲気で、赤い敷物が、上品だなあと思いました。
受付では、どんどん抹茶を用意していました。
ちょうど、端っこの席が空いていました。
ラッキー!!
座席からは、こーんな景色が見えました。
おお、わびさび…。
そして、抹茶ができたので受け取りました。
竹のささやきを聞きながら、静かにのどを潤すお抹茶がとてもおいしくて、気持ちが洗われるようです。
江のくん的に、抹茶嫌いでなければ、みなさんも抹茶チケットも購入することをお勧めします。
(ただし、混雑時は、ゆったりした雰囲気を感じにくいかもしれないので注意です)
6.報国寺の基本情報
住所:〒248-0003 神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目7−4
TEL:0467-22-0762
拝観料:200円(抹茶チケットは追加500円)
※2019年4月1日より、拝観料300円、抹茶チケット追加600円となります。
開門時間:開門8:00/閉門16:00
定休日:なし(年末年始は拝観休止)
駐車場の有無:5台
7.まとめ:圧巻の竹林は、見なきゃそんそん!
もう、江のくんはほっこりしました。
気持ちが浄化されました。
風の音や、葉のささやきをね、ゆったりきくことなんて日常の中でないじゃないですか。
なので、報国寺で竹林を歩くこの喜びが、みなさんにも伝わったら嬉しいなと思います。
そして、もし鎌倉に来る機会があれば、報国時へ行かれることを強くお勧めいたします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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