株価指数に投資する方法 - カモメラウンジ

株の個別銘柄に投資をするのも良いが、日経平均など株価指数に投資をすることもできる。このような手法は「パッシブ運用」と呼ばれており、プロも含め幅広い層の投資家が行っている有効な投資法だ。

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世界にたくさんある株価指数

テレビのニュースで「今日の日経平均株価は・・・」と聞いたことがある人は多いだろう。株式市場には必ず、日経平均のような株価指数がある。株価指数とは複数の株式銘柄を使って数学的な手法で算出される指数で、市場全体の値動きを表わすために用いられる。

日本で最もよく使われる株価指数は、東証の225銘柄から算出される日経平均指数。その他にも東証の1,000種以上の銘柄から算出されるTOPIX。新興市場の銘柄を使うマザーズ指数などがある。

海外でも株式市場がある国には必ず株価指数がある。アメリカの有名な株価指数としてダウ工業平均があるが、これはわずか30種の銘柄から算出される。アメリカにはその他にもS&P500指数や、NASDAQ指数などがある。

投資法の中でも株価指数の上昇率にほぼ近い運用成績を目指す手法を「パッシブ運用」と呼ぶ。その反対に個別株に投資をし、株価指数の上昇率以上の成績を目指す投資法を「アクティブ運用」と呼ぶ。

パッシブは「受動的」という意味なのでいいイメージがないかもしれないが、そんなことはない。アクティブ運用で銘柄を選んで投資をしても、いつも株価指数の上昇率を上回る成績を出せるとは限らない。それなら株価指数と同じ利益を出す方が安全という考え方がパッシブ運用だ。

パッシブ運用は機関投資家などプロから初心者まで幅広い投資家が行っている、堅実な運用法だビットコインカジノ。

では個人投資家がパッシブ運用を目指して株価指数に投資をするにはどうすればいいのだろうか？まずは日経平均など株価指数に連動したETF（上場投資信託）を購入する方法がある。ETFは株式市場に上場されており、株と同じように売買ができる商品。

またプロに運用を任せる投資信託にも株価指数に連動したものがある。そして株価指数先物といって、株価指数に連動した先物銘柄もある。日本では大阪取引所に日経平均先物などが上場されている。

さらに株価指数CFDという選択肢もある。CFD（差金決済取引）とは、原資産となる他の金融資産に連動することを目的として開発された金融商品のこと。CFDの原資産は株価指数の他に、為替、仮想通貨、そして原油を含む商品銘柄などがある。

株式銘柄はある日突然倒産したり上場廃止になって価値が暴落することがあるのだが、株価指数への投資ならそういったこともない。株価指数への投資は個別株への投資より安全で、初心者向けの投資と言える。