スマホアプリでソーシャルゲームをするときに、ガチャのために課金する機能があるのはよく知られています。「ガチャ」はLootboxとも呼ばれ、法的な規制も検討されるなど賛否両論の声があります。今回は、なぜLootboxに反対の声があがるのか、また、人々を魅了する理由は何かについて解説します。
Lootboxの魅力とは?
ゲームの内容によってはアイテムやキャラクターを集めることが、ゲームを面白くする要因になっているものも多く、ゲーム用のモバイルアプリの82%が何らかの形でLootboxを組み込んでいます。一定の条件付きで特典を得ることができ、中身が分からないという場合、目当てのものが出るまで遊びたくなるのはプレイヤー心理でしょう。中身が何か分からないということは、お金を払うことに対するワクワク感と期待を高めるのに有効な方法で、例えば、お正月の福袋なども良い例だと言えます。
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もともとLootboxはスロットの景品分配と同じ考え方から発生したものでした。スロットでは、条件が揃えばボーナスが発生、フリースピンを手に入れることで高額配当の可能性も高まります。ボーナスは賭ける金額とは関係なく、条件が揃う確率も一定ではないところが攻略する楽しみの1つでLootboxとの共通点です。スロットゲームは今ではオンラインカジノでも遊ぶことができますが、入金不要でフリースピンを得られるお得なサービスもあり人気となっています。オンラインカジノ 入金不要ボーナスを得るための条件は、運営サイトによって違いがあるものの、多くは新規アカウント登録をするだけです。
賛否の声があがるLootboxとは何か?
Lootboxに批判の声が上がるのは、そのギャンブル性にあります。課金をすることで、目当てのアイテムやキャラクターを引き当てる確率が高くなりますが、課金をしたからと言って必ず手に入るものではありません。アイテムやキャラクターを集めゲームを有利に進めるという楽しみはありますが、そのために課金し続けてしまうという中毒性がLootboxをギャンブルとして規制の対象にすべきという議論を生む結果になっているのです。しかし、現状のところ英国デジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)は2022年7月中旬、ギャンブル規制の対象にlootboxを含めないことを発表しました。その理由は、Lootboxはポケモンのカードゲームに近いため、賭博法の対象とすべきではないという結論に達したためです。
FIFAとの契約を終了するEAが、Lootboxにこだわる背景は?
2022年をもってFIFAの契約を終了するEA、エレクトロニックアーツ社は、9月に最後となるサッカーシュミレーションゲーム「FIFA 23」を発売します。EAは「FIFA 23」には、Lootboxを含んでいるとを発表しました。
EA(エレクトロニックアーツ社)とは、アメリカのゲーム会社です。1993年以降、30年近くもFIFAの名前を冠したゲームを販売しています。ゲームにはその時々の有名な人気選手が登録されていて、プレイヤーが課金をすることでランダムに選手を自分のチームに入れることができるLootboxの機能を実装していました。EAは「FIFA 23」にもLootboxの機能を付けることで、ゲームの楽しみを提供し続けることにこだわったのです。
まとめ
スロットマシンのボーナス発生の仕組みを元にして発展したLootbox。今やソーシャルゲームのほとんどに実装される機能となり、多くのプレイヤーを惹きつけています。その一方で、批判や論争の火種になっている側面もあります。ゲームで遊ぶ際は、オンカジの入金不要ボーナスなどお得なサービスも利用しながら、オンライン上のエンタメを楽しむのはいかがでしょうか。
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