江の島|「瑞心門」の見どころについて
1.「瑞心門」って、なに?
朱の鳥居をくぐり、正面の階段を上ったところに「瑞心門」があります。
「人々が瑞々(みずみず)しい心でお参りができるように」という願いが込められて名づけられたそうです。
瑞心門のなかには、片岡華陽の描いた唐獅子の絵画が左右に描かれています。
ちなみに改装前は、天井にも片岡華陽の「牡丹」がたくさん描かれていました。
しかし改装後にボタンの絵は外されてしまい、現在はなにも描かれていません。
瑞心門を越えると、目の前現れるのが「弁財天童子石蔵」です。
弁財天と童子たち、そして龍の大きくて見事な作品が見られます。
階段を上って瑞心門をくぐるか、エスカレーターで行くか…
瑞心門のある階段は、江の島の中で一番長い階段が続きます。
辺津宮ヘ向かうための参道は、瑞心門をくぐる階段道が一般的です。
ですが、「エスカー」という、
有料のエスカレーターで楽々とのぼることもできるんです。
自分の足で階段を上り、
瑞心門をくぐるのか。
それともエスカレーターで、
疲れず上まで登るのか。
悩ましいところですね。
エスカーについて詳しく知りたい方は、こちらで詳しくご案内しています。
2.「瑞心門」と、階段周辺の見どころをご案内
瑞心門について
階段の先にあるのが、瑞心門です。
階段をのぼる大変さに意識が向かいがちですが、門も見どころの一つです。
瑞心門裏側からの景色。
周囲の自然に馴染んだ門。
最近作り直されたため、門自体がとってもきれいです。
瑞心門周辺のみどころについて
瑞心門の階段を上るからこそ楽しめるポイントが4つあります。
①瑞心門内の唐獅子
②瑞心門内からの景色
③弁財天童子石蔵
④福石
ここでは、瑞心門をくぐらなければ見られない3つのスポットについてご案内いたします。
①瑞心門内の唐獅子
唐獅子の作者は「片岡華陽」です。
唐獅子は、ご祭神の守護と、参拝者に厄災がふりかからないようにという祈願の意味が込められているのだそうです。
門の左側に描かれた唐獅子は青。
門の右側に描かれた唐獅子は緑です。
②瑞心門内からの景色
瑞心門を通り抜けると、江の島の入口の景色から弁天橋とその奥の海まで一望できます。
江の島入り口の景色が見わたせるため、撮影スポットとしても人気があるようです。
③弁財天童子石蔵
平安時代中期につくられた江の島に伝わる物語「江島縁起」。
その一場面である、弁財天が現れたシーンを石像として平成14年につくられました。
階段を上った疲れでスルーされがちですが、かなり大きな石像で、見ごたえは十分です。
④福石
管鍼の術を考案した元祖といわれる「杉山検校」。
杉山検校は、江の島で21日の断食祈願の帰りで石につまずき、気を失いました。
そして、夢の中で弁財天が現れ、目が覚めると松葉の入った竹の管があったのだそう。
それをヒントに管鍼の術を考案したのだそう。
その時の石が、瑞心門の先に置かれています。
3.「瑞心門」の場所・地図
場所:〒251-0036 神奈川県藤沢市江の島2丁目3
地図
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