由比ヶ浜海岸|鎌倉駅から徒歩圏内。爽やかな湘南の景色広がる海
みなさん、こんにちは。
江ノ島大好きカモメの江のくんと申します。
今回ご紹介するのは「由比ガ浜海岸」です。
湘南にはいろいろな海岸がありますが、その中でも由比ガ浜海岸は鎌倉独特の気配があるんですよね。
どんな独特坂というと、鎌倉の歴史のもつ静けさの気配と、湘南文化の新しいトレンドが息づいた活発な気配の両方が入り混じった感じです。
実際、由比ガ浜を歩いているとサーファーだけでなく観光に来たみなさんもオシャレな人たちが多く、海辺のショップにはそれに見合った店舗がたくさん並んで活気があります。
けれど由比ヶ浜は、歴史深い場所でもあり、落ち着いた雰囲気も持ち合わせていて、それがうまく融合しあっているのが面白いなと思うのです。
今回はそんな、由比ガ浜の海岸にスポットを当ててご紹介していきたいと思います。
由比ガ浜の歴史や名称の由来、由比ガ浜の様子をお見せします。
ではどうぞ、ご覧ください♪
目次
4.由比ヶ浜海岸は、(海水浴シーズンでなければ)まったりとした雰囲気。さっそくご紹介します!
6.まとめ|観光のついでに立ち寄ることのできる贅沢な時間を由比ヶ浜海岸で。
1.由比ヶ浜海岸の地図、アクセス方法
■徒歩:JR鎌倉駅東口から徒歩約15分
若宮大路を海岸方面に南下します。
駅から海まで道はまっすぐのため、とても分かりやすいです。
途中には湘南を感じさせるようなショップや飲食店が多数あります。
■電車:江ノ電和田塚駅より徒歩約5分
改札を出て右方向にまっすぐ歩いていくと、突き当りに公園があります。
直進のため道はわかりやすいです
地図:
2.由比ヶ浜海岸のポイントをここに凝縮してお伝えします!
①観光客の多い鎌倉で、リラックスのできる自然の空間
鎌倉は、中心地の観光客の混雑ぶりが年々加速してやばいことになっています。
由比ガ浜にもそれなりに観光客は行きますが、海辺ではみなさんゆったりとくつろぎモードに入るので、和やかな雰囲気があります。
朝・昼・夕と、そのつど表情を変える由比ガ浜は、観光の息抜きに立ち寄るのにおススメのスポットです。
②有名な観光地からも遠景に由比ヶ浜が見えます。
近くで楽しむのも魅力がありますが、由比ヶ浜の魅力は遠くから眺める時にも格別です。
鎌倉の観光地をまわれば、何度も由比ガ浜を見る機会があるでしょう。
そのためか、由比ガ浜は地元の人から観光客まで愛される海となっています。
個人的に好きなのは成就院から見た由比ガ浜。最高にきれいです。
③実は怖い場所でもある、由比ヶ浜
歴史的に見えると、由比ヶ浜周辺は合戦上の中心にもなっており、処刑場でもありました。
なので、皆さんの歩いている地面の下から…。
3.由比ヶ浜海岸の歴史と名前の由来
由比ガ浜は鎌倉時代には、笠懸・流鏑馬・犬追物など武芸の修練所でした。
そして、数々の血なまぐさい合戦の場ともなりました。
また、裁判で死罪となった罪人の処刑場にも使われていましたし、葬地でもあったようです。
有名な話として、源義経の妾である「静御前」の子供が男の子であったため、源頼朝より「女子なら助けるが、男子なら殺せ」という命が下っていたため、由比ガ浜に沈められたという出来事もあったといわれています。
新田義貞が稲村ケ崎を突破し、由比ヶ浜を経由し、鎌倉の地に攻め入ることで、鎌倉幕府の滅亡へとつながりました。
そんな場所なだけに、現在由比ヶ浜付近を工事すると、地面より当時の遺骨が発見されることもあるとか…。
現在のオシャレなショップのたち並ぶ海岸からは想像しにくい話ですよね。
また、「由比ガ浜」という名称の理由を鎌倉市のホームページで発見しました。
「由比ヶ浜」の名のおこりははっきりわかりませんが、由比というのはみんなで助けあう「ゆい」からきているともいわれます。また、むかし由井郷にあったので、その名がついたともいわれています。
鎌倉市のホームページより抜粋⇒公式サイトはこちら
なるほど。
ちなみに江のくんは、結ぶという「ゆい(結)」ともゴロが近いなと思いました。
関係あるのかな。
争いの耐えない地だったからこそ、平和を願ってこのような言葉が選ばれたんじゃないのかなと思います。
4.由比ヶ浜海岸は、(海水浴シーズンでなければ)まったりとした雰囲気。さっそくご紹介します!
鎌倉駅東口からまっすぐ南に歩いてきたら、この横断歩道に出ます。
海水浴シーズンはサーファーだけでなく海水浴客もたくさん往来していて、夏の気配と活気に満ち溢れているんですよね。
なにより、ここの海水浴客のみなさんて、なんかおしゃれなんですよね。
とはいえ、海水浴以外のシーズンは、こんなかんじでゆーったりした雰囲気です。
横断歩道を渡ったところにあるオブジェは「海水浴場開場100年碑」です。
なんとここ由比ガ浜は、1884年に海水浴を開始!
明治時代ですから、ほぎゃー!すげー!って思います。
それでは階段を下って砂浜にむかいましょう♪
砂地はさらさらで、岩はあまり見当たりません。
天気がいいと、すがすがしい海が臨めますね。
西側を見ると「逗子」に繋がっています。
海岸沿いの陸地の先端には「逗子マリーナ」が見えますね。
そして東側を見ると、こんな景色です。
東側の先端の膨らんだ部分が「稲村ヶ崎」です。
あそこを新田義貞が越えてきて、鎌倉幕府を滅ぼしたのだなあ。
うーん、感慨深い場所です。
それにしても、やったら昆布がおっこっています。
海沿いは昆布広い放題状態。
でもこれ、食べられるのかな?
誰も拾っている人は見かけない。
なんかぐじゅぐじゅしているし、食べる気にはならないなあ。
砂浜を散策したら、戻ることにします。
ちなみに近くに、もうひとつおすすめスポットがあるんです。
あの信号を渡った正面には「鎌倉海浜公園由比ガ浜地区」があります。
子供と一緒に遊べる遊具がいっぱいある広場や、
江ノ電100系、本物の当時の江ノ電が常設展示されており、中に入ることもできます。
由比ガ浜海岸のすぐ側なので、ついで寄りできますよー。
おススメ記事:タンコロ|【江ノ電おすすめスポット】由比ヶ浜の鎌倉海浜公園には旧型の江ノ電車両(タンコロ)が屋外に常設展示されています!
5.由比ヶ浜海岸の基本情報
住所:〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜
駐車場の有無:あり【ただし有料のみ!】
おススメは、タイムズ由比ヶ浜地下駐車場です。混雑時やシーズンインを除けは、収容台数200台の地下駐車場となっており、安心してご利用いただけると思います。
■営業時間
夏季( 7/1〜8/31) 6:00〜21:00
上記以外 9:00〜18:00
■料金
夏季 (7/1〜8/31 ) 30分毎260円
上記以外 30分毎200円
一泊料金 1000円
地図:
6.まとめ|観光のついでに立ち寄ることのできる贅沢な時間を由比ヶ浜海岸で。
鎌倉の歴史とともにあり続けた由比ヶ浜。
鎌倉の中心部の混雑具合から比べれば、広々とした海辺でゆったりと散策することができる息抜きには最適のロケーションなのではないでしょうか。
とはいえ、海水浴シーズンは人口密度がものごっすすごいことになりますので、それだけはご注意ください。
鎌倉の穏やかな空気を感じに、由比ヶ浜へ出かけてみるのもよいかもしれませんね。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございます!
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