江ノ電由比ヶ浜駅|閑静な住宅街に静かにたたずむ江ノ電らしい小さな駅
今回ご紹介する江ノ電駅は”「由比ヶ浜駅」です。
由比ヶ浜駅は、鎌倉駅より二駅先にあり、海沿いから少しだけ離れた住宅街のど真ん中にあります。
駅周辺は閑静な住宅地です。
そして、由比ヶ浜駅の駅ナカの作りはなかなかに”素朴”。
今回は、こじんまりとした中にただよう由比ヶ浜駅の粋な魅力に迫ってみたいと思います。
それではどうぞ、ご覧ください!
目次
1.由比ヶ浜駅の魅力度パラメーター
①ゆったりまったりポイント ★★★★☆
駅は住宅街の中、そして周辺は海辺の側にある家々の、ゆったりした雰囲気が辺りに漂っています。
②素朴さポイント ★★★★☆
江ノ電駅らしい、こじんまりとした素朴な駅です。
ホーム端っこの桜の木や、ホーム中央に花壇があるのが素朴さに素敵な花を添えています。
③観光地ポイント ★★☆☆☆
由比ヶ浜海岸や鎌倉文学館が近くにあります。
どちらも魅力的な観光地です。
とはいえ、基本は住宅地ですし、上記の場所へは他の駅からも接続できるため、観光として利用するために由比ヶ浜駅を乗降する人は少なめです。
2.由比ヶ浜駅の特徴
由比ヶ浜駅は、単線で単一のホームかつ無人駅という、全力で江ノ電らしい簡素なつくりを実現しています。
他の江ノ電駅と同様屋外駅にあります。
けれど、片面が塀と民家で囲われてますし、江ノ電の走る反対側も民家が立ち並んでいるため、割と閉塞的です。
このタイプは、七里ヶ浜駅も同様で、周囲が覆われているタイプの江ノ電駅です。
「由比ヶ浜」「七里ヶ浜」と、浜のつく名の駅は、周囲から覆われるという謎の法則があるようです。
江ノ電に性格があるなら、少々内向的といえるかもしれませんね。
駅の出入り口は一つで、出口に向かう通路はスロープとなっています。
無人駅ですので、出入りはICチップの利用となっております。
由比ヶ浜駅が他の江ノ電駅との違いを探してみると、駅の中央に花壇があることが思い当たります。
他の江ノ電駅で花壇のある駅は「江ノ島駅」くらいでしょうか。
また、由比ヶ浜駅という名前の駅ながら、海までは少し離れています。
3.由比ヶ浜駅の観光・楽しみ方をご案内します!
駅は住宅地の中にあるため、静かで落ち着いた雰囲気です。
由比ヶ浜駅から由比ヶ浜海岸までは徒歩五分ほど。
海岸に向かって道を歩いていると、この辺りのゆったりした海辺の家々の雰囲気が魅力的だったりします。
また、歩いていると、至る所にオシャレなショップやカフェなどが現れます。
この辺の雰囲気を楽しめる人は、結構江ノ電沿線通といえるのではないでしょうか。
そうそう、鎌倉文学館へは、由比ヶ浜駅からが一番アクセスがいいですよ。
4.由比ヶ浜駅の駅ナカを隅々までお見せします!
由比ヶ浜駅の入り口です。
海抜は8.3mと入り口に書かれていますね。
駅の外はこんな景色です。
こうやって見ると、民家の中に駅があるのが実感できますね。
静かでゆったりした雰囲気に満ちています。
外から駅ナカを覗いてみました。
とりあえず的な看板の存在が素朴さを引き立たせます。
なんか看板、少なくないですか。
5つって。
では駅構内に入ってみましょう!
入り口からスロープでホームへとつながっています。
スロープを越えた先の壁が、掲示板になっていますね。
この感じも、なんか江ノ電って感じがします。
大小さまざまなポスターがペタペタ張られている感じが、なんか機能的すぎなくて、いい。
学校っぽい?
写真の通り、ホーム中央近くにはトイレが設置されています。
そしてこちらが、江ノ電駅では珍しい花壇です。
考えてみれば、駅ナカに花壇があるのって、他の会社の駅でも珍しいですよね。
ここは、由比ヶ浜駅の個性であり魅力といえるのではないでしょうか。
由比ヶ浜駅一番奥、端っこの様子です。
隅っこまで民家で覆われていますね。
この先は鎌倉駅の方に向かいます。
ベンチは中央に一つだけあります。
観光につかれたら、ベンチに座ってホッと一息入れるのもいいかもしれませんね。
ということで、由比ヶ浜駅の規模は小さく、必要なものはしっかりと集まっている駅でした。
駅を味わうといっても、なかなかに渋い駅だと思います。
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