湘南海岸公園駅|駅名がおしゃれな、緑が生い茂る江ノ電駅。
江ノ電大好きカモメの”江のくん”と申します。
今回特集する駅は「湘南海岸公園駅」です。
駅名を聞くと、海風の吹き付ける海の真ん前の駅って、感じがしませんか。
けれど、湘南海岸公園までは徒歩10分ほどと、地味に距離があります。
そして、駅自体は、山?の中的な雰囲気がただよっています。
駅の入り口の写真です。
駅名は湘南海岸と海の気配を漂わせておきながら、むしろ森の発するマイナスイオン感ばりばりあるんですけれど、
ちょ、これってどういうこと!?
この木々のために、湘南海岸公園駅はいつも日陰になっています。
いったいどこの木々なんだ!ということが気になったので、そのマイナスイオン感の正体を確認してきました。
前半は通常通りに、駅ナカのご紹介をしていきます。
そして記事の最後の方に、おまけでその情報も入れておきました。
では、どうぞご覧ください!
目次
1.湘南海岸公園駅の魅力度パラメーター(※江のくん調べ)
駅札のイラストはイルカ。
湘南海岸公園にある「新江ノ島水族館」のイルカをイメージさせるということでこのデザインになったのだと思われます。
①木々の趣き度 ★★★★☆
駅の背後には駅をつつむようにたくさんの木々が生えています。
もはや湘南海岸公園のアイデンティティといえるほどの存在感じゃないでしょうか。
②湘南海岸度 ★★☆☆☆
「湘南海岸公園」という名前ですが、駅前に海岸がないので、★二つ。
名前がおしゃれすぎてちょっとだまされた気分になる(別にだましてはいない)駅です。
③観光地度 ★☆☆☆☆
観光地となる湘南海岸公園がありますので、一応★は1つ分。けれど、基本は地元の方が使う駅です。
そして、湘南海岸に行くのなら、隣の江の島からの方がいいという事実。
2.湘南海岸公園駅の特徴、地図など
ホームは一面で、線路は単線のシンプルな構造駅です。
石上駅、柳小路駅と方向性としては似た形状です。
江ノ電駅では珍しく、メインとなる鎌倉方面の出入口は階段となっています。
逆に、藤沢方面の出入り口は、スロープで出入りする形状です。
とはいえ、鎌倉側は、トイレ、ベンチ、広告などは上手に配置されていて、江ノ電らしい魅力が上手に詰め込まれている出口となっています。
出入り口は鎌倉方面、藤沢方面に一つずつあります。
湘南海岸公園、という駅名になる前は「西方駅」と呼ばれていました。
ということからも、湘南海岸公園駅という駅名に変えたのは正解だと思います。
「最寄り駅が江ノ電の、湘南海岸公園っていうところなんだ」
って聞いた相手は、なんか湘南の、なんかいい感じのイメージがわき起こりますもん。
実際、公園も歩いて10分程度の距離なので、まあ、許容範囲かなとは思います。
が、若干「言い過ぎ」感があるんじゃないのーって思うのは江のくんだけじゃないはず。
地図:
3.湘南海岸公園駅の観光・楽しみ方をご案内します。
駅を降りて南にそのまま南下すれば、湘南海岸公園に到着します。
けれど、先ほどからツッコミ入れている通り、およそ10分かかります。
そして、駅名だけを聞くと、湘南のなんか、良い感じの観光地がありそうに聞こえてしまいますよね。
けれど、基本的には住民のかたが利用される駅で、観光地や観光のためのお店は少ない、っつーか、はっきりいえば、ほぼないです。
湘南を感じる観光地は、お隣の江の島から先にたくさんありますので、素直にそちら利用するのが吉です。
4.湘南海岸公園駅の駅ナカをご案内します。
鎌倉方面の駅の出口を出たところに、遮断機があります。
ここ、地味に狭くて車やバイクが渡るときにお互い気を配り合うポイントでもあります。
駅を出てすぐ手前にある遮断機の道幅が狭いのは、「石上駅」「柳小路駅」と同じですね。
周辺環境はこんな感じです。
落ち着いた品の良い感じがこの辺りには漂っていますね。
こんな雰囲気が海辺まで続いている感じです。
駅の入り口です。裏手の木々については、後程ご説明しますね。
それでは駅ナカに入ってみましょう!
入り口は階段になっています。
江のくんが気になったのは、階段よりも「通り抜け禁止」って書かれているちいさい看板。
いくら無人駅だからって、通り抜けする人なんているの?
鎌倉方面の出入り口に、自販機やニュースが置かれ、階段下にはお手洗いもあります。
駅の正面は民家が立ち並んでいますね。
窓を開けたら「こんにちは!」ってなっちゃいますね。
駅の東側が木々で覆われているため、駅ナカがなんだかいつも日陰になっている感じです。
緩やかなカーブを描く駅のホーム。
藤沢方面の出入り口はより簡素。
こちら側も、駅を出てすぐに遮断機がありますね。
藤沢方面からの出入り口はスロープになっています。
ちょっと幅は狭いけれど、車いすも通れる幅ですね。
駅裏のあの木々の正体って何なの?
湘南海岸公園が生活圏でない方は、江ノ電の車窓から湘南海岸公園駅が見えたときに、あの木々ってなんだろう、と一瞬思ったりしませんか?
その、ちょっとした疑問を今回は解決するため、中に入ってみました。
実はあの木々の正体は、「片瀬しおさいセンター」という、駅裏にある公民館の保全林なのです。
さあ、片瀬しおさいセンターの敷地に入ってみますね。
公民館入り口手前の階段をのぼっていくと…。
そこには、小さいけれどきれいな公園がありました!
公園の脇には、保全林の奥に入り込む道を発見。
では奥へと入ってみましょう。
木々の先へと潜り抜けると、駅裏が見えてきました。
けれど、こちらからは駅につながる道はなし!
ということで江のくん、そのまま引き返しました。
いかがでしたでしょうか。
湘南海岸公園駅は、名前と、あと後ろの保全林が駅と一体化しているのが特徴的でした。
改装工事もそこまでされておらず、江ノ電の飾らない景色がそのまま残っている駅です。
住民の方以外は使う機会がないかもしれませんが、いつもと違って湘南海岸公園駅から海に出かけてみる、なんてやってみると、なにか新しい発見があるかもしれませんね。
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