六地蔵|昔は刑場だった由比ヶ浜。処刑者の霊を弔うためのお地蔵様です。
今回ご紹介するのは六地蔵です。
和田塚駅から近く、ちょうど車が長谷や由比ヶ浜、鎌倉などに分かれる道のど真ん中にあります。
六地蔵は観光情報誌にも割とのっていますよね。
そんな六地蔵とはいったい何なのかを、今回はご紹介していきたいと思います。
目次
4.まとめ|今の平和がありがたいなという気持ちになりました。
- 1.六地蔵の住所、アクセス、地図など
- 2.六地蔵とはいったい何のためにあるの?
- 3.六地蔵の実際の様子をお見せします。
- 4.まとめ|今の平和がありがたいなという気持ちになりました。
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1.六地蔵の住所、アクセス、地図など
住所:鎌倉市由比ヶ浜1丁目付近(六地蔵交差点側)
アクセス
鎌倉駅西口下車後、徒歩8分ほど
和田塚駅下車後、徒歩3分ほど
地図:
和田塚駅を出て北上すれば、六地蔵のある交差点に出ます。
沢山の道がクロスしている地点でもあります。
2.六地蔵とはいったい何のためにあるの?
現在の六地蔵のある周辺は由比ヶ浜の区域となります。
由比ヶ浜は、昔刑場があり、たくさんの罪人が処刑されていました。
そんな罪人たちの霊を慰めるために、地蔵をたてられたのが、六地蔵の始まりです。
実際の刑場は、現在の六地蔵がある位置よりも少し北側にあったようです。
また、六地蔵がどうして6つの地蔵なのかという疑問についてもお答えします。
これは仏教の六道輪廻の考え方からきているといわれています。
六道とは、わたしたちを含めた生類が、輪廻転生を繰り返す「天道」「人間道」「修羅道」「畜生道」「餓鬼道」「地獄道」の六つの世界のことを指しています。
(ちなみに、人間である私たちは今、人間道にいることになります)
3.六地蔵の実際の様子をお見せします。
六地蔵周辺には商店街があります。
鎌倉駅周辺と違って、本来の鎌倉らしいゆったりとした雰囲気があります。
さあ、信号の先に六地蔵があります。
写真中央にあるのですが、みなさんわかりますか?
六地蔵正面からです。
たくさんの旗で囲われているので、実は分かりにくいかも…?
六人全員のお顔です。
六つの世界に渡ってわたしたちを救ってくれる方々ですね。
どの世界に生まれ変わっても助けてもらえると思えば、気持ちが違いますね。
ちなみに、江のくんが写真を撮っていたら、丁寧にお参りをされる方がいました。
地元の方でしょうか?
鎌倉時代から続く信仰と文化。
六地蔵はとても大切な鎌倉スポットの一つだなと実感しました。
4.まとめ|今の平和がありがたいなという気持ちになりました。
かつては処刑場だった鎌倉も、今はおしゃれな観光地として発展しています。
江のくんは六地蔵の前で手を合わせたときに、平和な世の中があってこその今なのだなと実感しました。
当時の鎌倉を偲ぶことのできる場所でした。
また、周辺の商店街は味のある雰囲気ですので、あわせて見て回るのもいいかもしれませんね。
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