大倉幕府跡|穴場すぎる鎌倉の桜スポット。源頼朝の墓もあります。
今回ご紹介するのは、鎌倉の桜スポットとしては、穴場中の穴場である「大倉幕府跡」をご紹介します。
・鎌倉の風情ある道沿いに咲く桜の花は必見
・鶴岡八幡宮の近くなので、ついで寄りができちゃう
・あまり知られていない道なので、混雑しない穴場の桜スポット
・源頼朝の墓が近くにあるため、歴史の散策もできる
と、魅力ある大倉幕府跡ですが、
「大倉幕府?」なにそれ、おいしいの?
という方も多いのではないでしょうか。
そんな方でも大丈夫!
このページを見れば、大倉幕府跡のことが簡単にわかっちゃいます!
それだけじゃなく、大倉幕府跡近くにある源頼朝の墓との関係も明らかにしていきます。
1.大倉幕府跡の桜ロードをお見せします
大倉幕府跡には、両側に桜の咲く道がまっすぐ伸びています。
道の途中に、清泉小学校があります。
こちらの小学校、江のくんが見に行ったときは、掲示板に大倉幕府について調べられた内容が張られていました。
小学校といえど、かなりしっかりとした内容で、思わず見入っちゃいました。
桜の咲く道を、自転車で駆け抜けるのも気持ちが良いでしょうね。
住宅が連なる道は、とてもオシャレな雰囲気があります。
上の写真の、鎌倉宮の看板のある道から北に曲がると、頼朝の墓があります。
こちらも、絶好の桜ロードになっています。
まっすぐ進むとそこには…
こんな感じで桜が咲いていて、とってもきれいです。
2.大倉幕府の簡単な解説
さて、この桜の道は元々「大倉幕府」が置かれていた跡地でもあるんです。
鎌倉幕府は1185年から1333年までありました。
その間、
①大倉
②宇都宮辻子
③若宮大路
この三か所を順番に行丁の移転が行われました。
つまり大倉幕府は、鎌倉幕府で一番最初に行政を開かれた場所だったわけです。
1185年から1225年まで幕府政庁が置かれていました。
そして、大倉幕府はかつて、源頼朝の私邸や、幕府の行政機関がありました。
けれど、その跡を現在は見ることはできません。
大倉幕府を示すのは、現在は小学校の隅に建てられた石碑がある程度です。
ちなみにその後移丁した先の②宇都宮辻子と③若宮王路ですが、両方とも位置は近く、どちらも若宮王路の東側に置かれたとされています。
3.源頼朝の墓
先ほどの、桜の道を北上すると、すぐに法華堂跡地である「源頼朝の墓」に続く階段まで、たどり着きます。
どきどき!
階段を上ると、目の前に源頼朝の墓がありました。
そして、源頼朝の埋葬された「法華堂跡」を示す石柱も側にありました。
墓所からは、鎌倉の街の見晴らしがとても良いです。
4.白幡神社
頼朝の墓の階段下には「白旗神社」があります。
普段は、門が閉じられており、外観を見ることしかできません。
近づいてみると「白旗明神」と書かれた札がありました。
白旗神社と「頼朝まつり」
桜の季節に行われる鎌倉まつりの中の行事である「頼朝まつり」。
パンフレット等にもきちんと名前が入っていますが、実は行かないほうがいいという罠になっているイベントです。
その理由は、こちらの記事に書いてますので、興味がある方は見てください。
でも、事実だから皆さんにお伝えします。
5.源頼朝の墓は心霊スポット?
源頼朝の墓、とネットで検索すると、検索候補に「心霊」という言葉が出てきます。
そう思って江のくん調べてみました。
・夜に行くと、カメラのシャッターが押せなかった
・写真を撮ったら、たくさんの霊が写って超怖かった
・夜にお墓に近づいた瞬間、突然突風が吹き荒れた。その後のっていた車は故障し廃車となった。とても怖かった。
などなど、色々な心霊体験が出てくる、出てくる。
本当に、そんなことって、あるのでしょうか。
心霊体験は、大体が「面白半分で行ったことで、怖い思いをした」というものが多いようです。
故人をしのぶ気持ちを持って、お墓参りに伺うのなら、心霊体験に会うことはきっとないのではないでしょうか。
6.大倉幕府跡・源頼朝の墓のアクセス
大倉幕府跡基本情報
住所:〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下3丁目11
電話番号:0467-23-3050
大倉幕府跡のアクセス
JR横須賀線鎌倉駅より徒歩15分ほど、
鶴岡八幡宮より、鎌倉宮方面に出て、徒歩五分ほどの距離です。
源頼朝の墓アクセス
大倉幕府跡地の石碑がある清泉小学校から、北に向かい徒歩1分ほど。
7.まとめ|桜の季節は歴史の散策がおススメです
ポイントまとめ・春は桜の花の咲く路になっている
・源頼朝の私邸や鎌倉幕府の最初の行政機関があったのが「大倉幕府」
鎌倉のもつ落ちついた雰囲気がいっぱいの大倉幕府跡地。
観光地というほど見ごたえがあるわけではありませんが、鎌倉の落ち着いた街の雰囲気を感じられるスポットといえます。
鎌倉の中心地だった頃の景色を想像しながら散策してみる、そんな知的な鎌倉の楽しみ方もありかもしれませんね。
鎌倉の桜散策をするときに、分かりやすく情報がまとめられているページをご希望される方は、こちらからご覧ください。
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