鎌倉駅【江ノ電】|江ノ電の玄関口である鎌倉駅中の魅力はここっ!
今回は江ノ電駅の大ボス、「鎌倉駅」を特集しますよ!
江ノ電の旅の入り口として名高い鎌倉駅ですが、実は駅番号15番の、一番最後の駅なのです。
そして、乗降客数は江ノ電駅のなかで一位を誇る、王者の風格を漂わせます。
江ノ電の魅力は、どこかレトロで懐かしい雰囲気にあるのですが、王様の鎌倉駅は、上品な内装の中にわびさびが見え隠れする、ほかの駅とは違った魅力にあふれています。
ということで、今回はそんな江ノ電鎌倉駅の魅力をひも解いてみましょう。
目次
1.鎌倉駅の魅力度パラメーター(※江のくん調べ)
鎌倉の駅札のイラストは「イチョウの葉」
①便利さポイント★★★★★
土産物売り場、休憩所、自販機、ほかの江ノ電駅から比べると歴然に新しくて便利なのがまさに王者の風格といったところ。
②乗降客数ポイント★★★★★
乗降客数1位という実績を毎年更新し続けるすごさに、王者の風格を感じさせます。
③観光地ポイント★★★★★★★★★★…
満点の5点をぶち抜きました。
寺社仏閣をはじめ、由比ヶ浜に源氏山、歴史ある史跡、飲食店からショッピングが新旧さまざまに満ち溢れています。まさに湘南観光の王様です。
2.鎌倉駅の特徴
ホームが二面に線路は二本走っています。
江ノ電らしい単線の景色はここにはありません。
江ノ電駅の中では江ノ島駅と並び、かなり規模は大きめです。
ただ、江の島駅とは違い、機能性の高さが目立ち、なんだか一番普通の駅かもしれません。
車両止めには「カエル」が乗っかっていることにご注目ください。
季節ごとに様相を変えてお客さんを出迎えてくれます。
出口に向かう通路には観光案内のチラシや自動販売機、ベンチなどが設置されております。
壁際に桜の造花が飾られ、鳥居を思わせる赤い柱に、古都鎌倉の観光地らしさを感じられます。
全体が割ときれいな駅なので、江ノ電駅の特徴であるレトロ感が薄いです。
また、段差がまったくない駅なので、どこまでも平たんでバリアフリー化がされているのはかなり親切設計ですね。
そして、売店のスペースは広く取られており、様々な鎌倉土産が置かれています。
駅でお土産がそろえられるのは結構便利ですよね。
そして、JR駅と直結する改札口があります。
JR駅を利用しないで東口側にある鶴岡八幡宮へ向かうためには、江ノ電駅西口を出て、トンネルを回り込まなければならないため少しだけ不便ですかね。
3.鎌倉駅の観光・楽しみ方をご案内いたします!
語りだしたらきりがないですが、初めて観光で鎌倉駅を降りた方がおさえるべきポイントは、鎌倉駅前の観光3本柱である「若宮大路」「鶴岡八幡宮」「小町通り」です。
この三つは、鎌倉観光の中枢といえるでしょう。
駅東口を出てバスロータリーを越えてまっすぐ進むと赤い鳥居と若宮王子という表参道が見えてきます。
そこから左手にまっすぐ若宮大路を進むと現れるのが鶴岡八幡宮。
そして、若宮王子よりも駅寄りに一本手前側の商店街が、小町通りです。
また江ノ電駅のある西口の方には、鎌倉の山を楽しむルートとして「源氏山公園」「銭新井弁財天」が有名です。
そしてその近くには「葛原岡神社」「佐助稲荷」といった魅力的な神社もセットでまわることができます。
鎌倉駅周辺は他にも、寺社仏閣、飲食店や食事処、雑貨店やファッションのお店、アクセサリーのお店があります。
足を伸ばせば由比ヶ浜まで行けますし、楽しめる要素は無数にあふれています。
文化施設も豊富で、美術館や博物館等がいくつもあります。
歴史の史跡を訪ねることもできるので、リピータ―になって、何度訪れても新しい発見があるのが鎌倉駅周辺観光の魅力ですね。
4.鎌倉駅を写真でまるっとご案内します!
鎌倉駅の西側の出口は「JR鎌倉駅」と「江ノ電鎌倉駅」が隣り合って併設されています。写真の奥側が、江ノ電の鎌倉駅です。
旧鎌倉駅舎のころからたっていたとんがり屋根の時計台です。
レトロ感が可愛いですよね。
人でごった返す東口とは違い、西口の時計台のある広場はそこまで混雑せず、落ち着いた雰囲気です。
東口に行きたい場合は、時計台の奥を渡り、地下通路から反対側に回ってください。
ちなみに桜の季節には、トンネルの真上に大きな桜の木が空を覆います。
駅の切符販売所の様子です。
見た印象が他の江ノ電駅より、普通っぽいですよねー。
改札を越えると、JR鎌倉駅につながっている改札が並んでいます。
って紛らわしい。
突然の、まる得情報!江ノ電に乗って、鎌倉駅に到着した時、江ノ電駅の出口は鎌倉西口ですよね。
けれど、鶴岡八幡宮や小町通りは東口です。
なので、JR鎌倉駅を通り抜けられたら、楽ですよね!
意外とみんな知らないみたいなので、こっそり教えちゃいますよ。
江ノ電駅直通でJR口に入る改札機をよく見ると、赤いボタンがありますよね。
もし、江ノ電の切符で東口に通り抜けるためには、
①赤いボタンを押す
②切符を普通に入れて(スイカをタッチして)通り抜ける。
③JR東口も普通に切符を入れて(スイカをタッチして)通り抜ける。
これで、東口に出れちゃいます!
通な顔して通り抜ければ、あなたは鎌倉通だと思われること間違いなしです!
乗降者数が多いので、通路は広めにとってあります。
そして、古都鎌倉を意識した内装が素敵です。
観光地って雰囲気が駅の中にも漂っています。
通路には、鎌倉のフリーペーパーやチラシが立てかけられてます。
また「詰め替えパック専用回収ボックス」なるものも置かれています。
石鹸の詰め替え容器などはここで回収しリサイクルするということです。
通路の椅子に座ってひと休憩すると、ああ、観光地に来たなって気分になりますね。
自動販売機もずらーーーー!
ホーム二面の線路が二本走る、江ノ電駅としては規模の大きな駅です。
とはいえ、乗降客数からするとホームが小さいのは否めないですね。
江ノ電駅にはマスコットキャラクターがいます。
それがこのカエル君です。
車両止めの上にチョコンと乗っています。
お客さんが無事に「帰る(カエル)」ことができるよう、願いを込めて駅員さんがカエルを設置したことがきっかけなのだそうです。
現在は花見バージョン、クリスマスバージョンなど、季節ごとに見た目も”変える(カエル)”そう。
こちらは江ノ電駅随一のお土産ショップ「ことのいち鎌倉」です。
鎌倉観光のお土産はここでそろえることができます!
ハトサブレのお店が、店舗に足を運ばずともここで”買える(カエル)”のは嬉しい!
江ノ電グッズも山積みに置かれています。
小さいお友達はこれを見たらテンション上げますよね。
江ノ電が到着するごとに、たくさん乗っていた乗客が一気に流れ出てきます。
ホームいっぱいに人がぎゅうぎゅうしますが、流れてしまえば割と静かなホームに戻ります。
鎌倉駅はシンプルで使いやすさに特化した駅だと思います。
なのでこうやって見ると、やっぱり江ノ電駅らしさが薄いです。
ただそれが逆に江ノ電駅の中では個性が光る駅だなと思いますね。
優等生な王様、といった存在感を放っていますから。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
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