鎌倉文学館|知的に鎌倉を楽しむなら、ステンドグラスの美しい鎌倉文学館で決まり!
って、え?江のくんて文学好きだったんですか?
ただ、江のくんがその雰囲気を醸せていないだけです。
えっへん!
ちなみに、みなさんは文学に興味はありますか?
なかなか最近は忙しくて小説を読むひまがない方も多いかもしれませんね。
さて、今回ご紹介するのは、文学の資料館である「鎌倉文学館」。
文学館というくらいだから、文学に興味がないと面白くない場所かなっーて思いませんか?
もちろん、文学が好きな方なら、展示内容の魅力にすぐに取りつかれるはずです。
けれど、文学に興味のない方も、
①文学館周辺の美しい自然に囲まれた環境
②格調と気品にあふれ、国の有形文化財にも登録されている建物
③広大な庭園と美しいバラ園
といった具合に、
文学以外の魅力も多数あるため、一度は訪れたい鎌倉観光の一つといえるでしょう。
それでは、鎌倉文学館のアクセスや基本情報からその魅力をみなさんに隅々までご紹介していきたいと思います。
目次
5.まとめ|文学好きでない方も、ハイソな空間に魅了されちゃいます。
1.鎌倉文学館のアクセス、地図、基本情報など
【注意】文学館には駐車場がないため、車で入ることはできません。
アクセス
江ノ電駅「由比ヶ浜駅」より徒歩7分
江ノ電駅「長谷駅」より徒歩9分
地図
基本情報
■住所:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷1丁目5−3
■電話番号:0467-23-3911
■開館時間:
3月~9月 9:00~17:00(入館16:30まで)
10月~2月 9:00~16:30(入館16:00まで)
■休館日:
月曜日(祝日の場合は開館)
年末年始(12月29日~1月3日)
展示替期間、特別整理期間
5・6月、10,11月は月一回の休館日をのぞき開館
■入館料:
※展示内容によって変わります。
大人: 300円~500円
小・中学生:100円~200円
詳細は、公式ホームページにてご確認ください。(ここをクリック!)
2.鎌倉文学館って何?という疑問に答えます。
鎌倉文学館は、旧前田侯爵家別邸であり、国の登録有形文化財でもあります。
そして、鎌倉には「鎌倉三大洋館」があります。
①古賀邸(こがてい)
②旧華頂宮邸(きゅうかちょうのみやてい)
③鎌倉文学館
ということで、鎌倉文学館も三大洋館のうちのひとつ、という意味でも、やっぱり超貴重な場所であることは明らか。
また、館内には鎌倉にゆかりのある文豪たちの作品や、直筆原稿が展示されています。
文学好きな方ならたまらない空間といえるでしょう。
3.鎌倉文学館の外観、お庭を写真でご紹介します!
敷地の中は現在車の侵入はできません。
緩やかな上り坂を歩いて登ります。
気持ちがリフレッシュできそう。
門の内側に入るためには左手の受付で入館料のお支払いをしてください。
そこを抜けると、お屋敷が見えてくる。
ドラマのワンシーンのようなつくりだよね。
こちらが旧前田侯爵家別邸であり、現在鎌倉文学館として利用されている建物です。
昔の別邸って、こんな規模だったんですね。
鎌倉文学館の南側に広がるお庭からの景色です。
とっても広いです!
そして、春と秋にはバラ園に豪奢なバラが咲き乱れます。
正直、このシーズンに来られれば、楽しみは二倍、もしくはそれ以上の価値があると思います。
詳細は下記にリンクを張っておきますのでご覧ください。
鎌倉文学館【バラ園】|見ごろ、アクセス丸わかり!文学館でプチセレブな週末。
4.鎌倉文学館内部を見学した感想
こちらが鎌倉文学館の入り口。
入り口の注意書きにダメなものがいくつもありますね。
(サインペンなどでメモを取るのもダメらしいです。鉛筆ならいいそうです。ちょーっと、きびしすぎる気も…しませんかねー)
残念ながら、写真撮影も禁止なので、見てきた感想を今回は書かせてもらいます。
中には、川端康成、太宰治、芥川龍之介、岡本かの子と早々たる文豪のトップスターたちの原稿が展示されていました。
作家たちの字の雰囲気や、修正のされ方を見ていると、作品を作るときの息遣いが聞こえてきそうな気がしてきます。
また、旧前田侯爵家別邸として利用されていた時の写真が各部屋に置かれており、当時の華やかな姿がイメージするのも楽しみのひとつ。
ステンドグラスの窓を見ると、洋館としての風情を感じずにはいられません。
また、旧華頂宮邸のつくりとも似た印象があり、中央の部屋には同様のマントルピース(暖炉周りの装飾インテリア)が置かれていたのも印象的でした。
寝室では休憩所兼ドリンクの販売もされており、ゆったりと見学することができるのがよかったです。
国語の教科書で子供のころに読んだ「三木卓」の原稿が見られたこと。
懐かしい気持ちでした。
そして、江のくんが大大大好きな作家さんの「保坂和志」先生の原稿が見られたこと。
保坂先生の原稿は、マスを細かく気にせずすらすらと書いており、また修正も少なく、その瞬間に生まれる言葉を大切にされていることが原稿から伺えました。
他にも川端康成をはじめ、有名どころが沢山並んでいるので、コアな作家を知らないプチ文学好きな絵のくんレベルでも楽しめる内容でした。
5.まとめ|文学好きでない方も、ハイソな空間に魅了されちゃいます。
文学好きな方ならもちろん楽しめるはず。
けれど、そうでない方も、立派な洋館を見学できるという意味で、見に来る価値は十分にあると思われます。
鎌倉×文学×洋館。
文化的な掛け合わせかたのセンスの良さが鎌倉文学館に詰まっています。
鎌倉観光の一つに、組みこんでみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
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