【2019】鎌倉のあじさい9選。㊙ガイドで見どころエリア完全把握
梅雨時の鎌倉といえば、神社やお寺に咲く「あじさい」がとても有名ですよね。
どこに神社・お寺を巡っても、あじさいがたくさん咲いている鎌倉。
まわれる神社・お寺の数が多すぎて、自分の見たい場所が簡単に決められない方も多いのではないでしょうか。
けれどそんな悩みも、この「㊙ガイド」をみれば、きっと解決するはずです。
たくさんある鎌倉の神社・お寺の中から、厳選9選しました。
市販のガイドマップには書かれていないような、効率的にあじさいを見て回る方法や、混雑対応法など、丸々お伝えしちゃいます!
こんな事が、わかります!①見どころを「長谷エリア」「北鎌倉エリア」に分類で、周遊イメージがしやすい
②神社・お寺の特徴も簡単解説、なので好みのあじさいスポットが見つけられる
③神社・お寺の混雑具合もすべて解説
④拝観料金や開門時間、アクセスも一目でわかります
上記の内容を中心に、みなさんが欲しい情報のみを厳選してお届けします。
目次
2.①長谷寺【カラフルなあじさいに魅了される!あじさい寺の王様】
4.③成就院【あじさいが減ることで、あじさいの穴場へと大変身】
7.①明月院【青の洪水にまみれる天国の体験。でも混雑必至!】
8.②長寿寺【境内外のあじさいの華やかさが綺麗すぎる北鎌の穴場】
9.③東慶寺【花の寺の東慶寺。梅雨も参道に並ぶあじさいが魅力的】
10.④建長寺【寺の奥、半増坊への道の途中にあじさいゾーン登場】
- 1.鎌倉のあじさいの見ごろ・エリアごとの1日周遊プラン
- 2.①長谷寺【カラフルなあじさいに魅了される!あじさい寺の王様】
- 3.②御霊神社【江ノ電×あじさいのコラボ最強説は立証?】
- 4.③成就院【あじさいが減ることで、あじさいの穴場へと大変身】
- 5.④極楽寺【山門とあじさいの組み合わせが美しい】
- 6.長谷エリアのまとめ、おすすめコース
1.鎌倉のあじさいの見ごろ・エリアごとの1日周遊プラン
あじさいの見頃
鎌倉のあじさいは6月中旬~月末ぐらいが一番見ごろの時期です。
この時期は、一番いきいきとした色の濃い紫陽花が見られます。
けれど、混雑具合もなかなかすごいことになります。
長谷寺や明月院などの有名どころでは2~3時間待ちも当たり前なほどです。
平日でもそれほど混雑が緩和されないため、ほんとうに困った人気具合ですね。
そのため混雑具合を加味すると、必ずしもあじさいの見頃が「おすすめの時期」ともいえないのが現状です。
あじさいは、5月末ごろから開花した花は色づき始め、7月過ぎてもまだ見ごたえは十分あります。
なので、混雑を回避したい場合は、時期をずらして行ってみるのもひとつの案といえるかもしれません。
どっちを取るべきなのか悩ましいですね。
エリアごとの周遊プラン例
実は鎌倉の有名なあじさいスポットは、「長谷エリア」「北鎌倉エリア」に集中しています。
エリアを区切って計画的にまわれば、一気に見どころを周遊することもできちゃいます。
とはいえ、両エリアを一日でまわるのはなかなか厳しいですね。
ですので、「長谷エリア」「北鎌倉エリア」のどちらかのエリアを一日で巡ることができれば理想的です。
つまり、両エリアを回る場合は、少なくても2日は欲しいところ。
そして当サイトでは、合理的な周遊イメージをご提案させてもらいました。
次の項目から「長谷エリア」と「北鎌倉エリア」の神社・お寺の紹介を行います。
「エリアごとのまとめ情報」のみが見たい場合は、以下をクリックするとすぐに見られます。
2.①長谷寺【カラフルなあじさいに魅了される!あじさい寺の王様】
■長谷寺について
長谷寺の創建はとても古く、奈良時代の736年と伝えられています。
ご本尊は十一面観世音菩薩像。
木彫仏では、実は日本最大級(9.18m)なのだそうです。
とにかく境内は広く、あじさいの咲く「あじさい路」以外にも見どころがたくさんあります。
■あじさいの見どころポイント!
長谷寺は、あじさい路と呼ばれる境内奥には、あじさいが2500株以上咲いています。
山の斜面に大量に咲くあじさいは見ごたえ十分でとても感動的です。
カラフルで品種の多い、華やかなあじさいを楽しめるのが長谷寺の特徴です。
■基本情報住所:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3丁目11−2
電話番号:0467-22-6300
開門時間:(3~9月)8:00~17:00
参拝料金:大人400円 小学生200円
※鎌倉市福寿手帳お持ちの方は200円
アクセス:江ノ電長谷駅より徒歩5分ほど
3.②御霊神社【江ノ電×あじさいのコラボ最強説は立証?】
■御霊神社について
創建はあきらかではありませんが、平安時代後期ではないかといわれています。
鎌倉の地元の方は、ご祭神の名前をとって「権五郎神社」と呼んでいます。
境内には「秋葉神社」「稲荷神社」「第六天社」など他にもたくさんの分社があります。
■あじさいのみどころポイント!
定期的に通り抜ける江ノ電と御霊神社のあじさいを撮るのがとっても人気です。
緑に囲まれた境内のしっとりした雰囲気も、あじさいの咲く景色と相性が良いですね。
基本情報
住所:〒248-0021 神奈川県鎌倉市坂ノ下4 鎌倉市坂ノ下4−9
電話番号:0467-22-3251
拝観時間:自由参拝
※ただし、社務所は9:00~17:00です。
拝観料:無料(収蔵庫を見たい場合は100円がかかります)
4.③成就院【あじさいが減ることで、あじさいの穴場へと大変身】
■成就院について
1219年、三代執権の北条泰時が北条一族の繁栄を願って成就院を創建しました。
境内のご本尊は、恋愛にご利益があると呼ばれる「不動明王」。
不動明王の写真をスマホの待ち受けにすることで恋が叶うといわれています。
■あじさいの見どころポイント!
参道の階段沿いにあじさいが集まっています。
そして、参道の階段をのぼった頂点から見られる由比ヶ浜の海と、階段沿いに見えるあじさいはとってもエモいです。
基本情報
住所:〒248-0023 鎌倉市極楽寺1-1-5
電話番号:0467-22-3401
開門時間:8:00~17:00
拝観料:なし
アクセス:江ノ電極楽寺駅徒歩5分ほど
5.④極楽寺【山門とあじさいの組み合わせが美しい】
■極楽寺について
極楽寺は、鎌倉で唯一の真言律宗のお寺で、1259年創建されました。
最盛期には49の子院が建てられ、一帯すべてが極楽寺の寺院施設になりました。
境内には重要文化財が複数あり、複数の巡礼地にもなっています。
■あじさいの見どころポイント!
山門と、その手前に咲くあじさいがとっても見ごたえがあるんです。
そして、細やかに切り替わるあじさいの色がとても繊細。
基本情報
住所:〒248-0023 神奈川県鎌倉市極楽寺3丁目6−7
電話番号:0467-22-3402
拝観時間:9:00~16:30
拝観料:なし
アクセス:江ノ電極楽寺駅徒歩2分ほど
6.長谷エリアのまとめ、おすすめコース
長谷エリアの特徴
長谷エリアの中で、規模が大きく一番有名なのは間違いなく「長谷寺」です。
ですので周遊プランを考える場合、一番混雑し時間がとられる、長谷寺を起点に考えることをお勧めします。
逆に、長谷エリアの他の神社・お寺は、割とさらっと見やすい規模の神社・お寺が多いです。
そのため、気軽に見て回れるのがメリットですね。
ただ、御霊神社は、あじさいと江ノ電の写真撮影を目的に、割と早い時間から人が集まっています。
朝の9時前には人が集まっていることも多いので、人を避けるならかなり早い時間に行く必要がありそうです。
長谷エリアのおすすめコース
まず「長谷寺」を見る場合は、早朝から行くことをお勧めいたします。
特にアジサイが見ごろだと、混雑はすごいため、より早朝に行くことが望ましくなります。
長谷寺の拝観スタートが8:00ですので、8:00前に来られるのが一番の理想です。
けれど、それが難しい場合は、少なくとも9時までに拝観に向かいたいところ。
長谷寺は10:00時を過ぎると「○時間待ち」となっていきますのでご注意ください。
けれど、長谷寺鑑賞後は、お好みの神社・お寺をどのように回っても効率の差はあまりありません。
当サイトでおススメしている長谷エリアの神社・お寺はをすべて回る場合は、アクセス効率から、以下巡り方を一例とさせてもらいます。
あじさい巡りの一例江ノ電長谷駅下車⇒長谷寺⇒御霊神社⇒長谷駅⇒(藤沢方面へ一駅移動)極楽寺駅⇒極楽寺⇒成就院
7.①明月院【青の洪水にまみれる天国の体験。でも混雑必至!】
■明月院について
建立から870年以上の歴史を持つ明月院。
もともとは「名月庵」と呼ばれるお寺でした。
実はアジサイが植えられたのは歴史が浅く戦後からです。
太平洋戦争後、参道の杭が足りず、その代わりとしてあじさいが植えられました。
それが、現在に至り、美しいブルーのあじさいが境内に色を添えているわけですね。
■あじさいの見どころポイント!
境内の90%以上がヒメアジサイと呼ばれる青い色がきれいなあじさいです。
明月院のヒメアジサイは「明月院ブルー」と呼ばれるほど有名。
周囲をブルーのあじさいに囲まれるという、とってもロマンチックな体験ができます。
基本情報
住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内189
電話番号:0467-24-3437
拝観時間(6月のみ)8:30~17:00
※(6月以外)9:00~17:00
入館料:大人500円 子供300円
アクセス:JR北鎌倉駅より徒歩10分ほど
8.②長寿寺【境内外のあじさいの華やかさが綺麗すぎる北鎌の穴場】
■長寿寺について
創建は1336年(建武三年)足利尊氏が邸跡に創建しました。
そして当時は近くにある建長寺の塔頭寺院でした。
境内の拝観可能日はいくつかの条件があったり、書院内などでは私語厳禁だったりと、個性が光るお寺です。
■あじさいの見どころポイント!
長寿時の境内は、庭園の雰囲気になじむようにあじさいが咲いています。
見どころは長寿寺の外の脇道を入ったところにあります。
色鮮やかなあじさいが道沿いにたくさん咲いていてものすごくきれいです。
そして、割と穴場っぽいです。
早い時間に行けば人も少なくあじさいを独占できちゃいます。
基本情報
住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1520
電話番号:0467-22-2147
開門時間:10:00~15:00
拝観料:300円
※長寿寺の境内拝観は条件が他にも複雑です。
気になる方は詳細は下記のリンクでご説明しておりますのでご確認ください。
9.③東慶寺【花の寺の東慶寺。梅雨も参道に並ぶあじさいが魅力的】
■東慶寺について
鎌倉幕府、八台執権北条時宗の夫人、「覚山志道尼」によって1285年(弘安8年)に開かれたお寺です。
当時は女人救済を行う「縁切り寺(駆け込み寺)」としても知られていました。
花の寺としても有名で、様々な花が季節ごとに咲き誇っています。
あじさいも数が多く、なかなか見ごたえのあるお寺です。
■あじさいの見どころポイント!
参道の両脇にみごとなあじさいが並んで咲いています。
東慶寺の黒塀とあじさいの組み合わせもシックで大変魅力的です。
基本情報
住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1367
電話番号:0467-22-1663
拝観時間:(3月~9月)8:30~16:30
拝観料:大人 200円、子供 100円
アクセス:JR北鎌倉駅より徒歩3分ほど
10.④建長寺【寺の奥、半増坊への道の途中にあじさいゾーン登場】
■建長寺について
建長寺は鎌倉幕府第五代執権の北条時頼によって1252年に創建された禅宗寺院です。
臨済宗の格付けである「鎌倉五山」の第一位にあるお寺です。
境内はかなり広く見どころも多いです。
また、境内の奥から半蔵坊につながっており、たくさんの天狗の銅像が見どころとなっています。
■あじさいの見どころポイント!
境内にもあじさいはいくつか咲いていますが、一番の見どころは「半蔵坊」にむかう道の途中のあじさいです。
木々に囲まれた鎌倉の原風景を思わせる道のいたるところに、あじさいが咲いているんです。
基本情報
住所:〒247-8525 神奈川県鎌倉市山ノ内8
電話番号:0467-22-0981
拝観時間:8:30~16:30
拝観料:大人(高校生以上)500円 子供200円
アクセス:北鎌倉駅より徒歩10分
11.⑤円覚寺【たくさんあじさい咲いているのに、境内が広すぎる問題】
■円覚寺について
鎌倉時代の後半である1282年、執権北条時宗が、中国の宋より招いた無学祖元禅師によって、円覚寺は開かれました。
山門から仏殿から、とにかくでかいです。
境内自体がとても広いので、たいへん見ごたえのあるお寺です。
■あじさいの見どころポイント!
境内が広いせいか、あじさいの印象はそれほど強くありません。
けれど、集まって綺麗に咲いているあじさいの区域がいくつか見受けられ、十分楽しむことができます。
基本概要
住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内409
電話番号:0467-22-0478
拝観時間:(3月~11月)8:00~16:30
拝観料:大人(高校生以上)300円、子供 100円
アクセス:JR北鎌倉駅より徒歩1分ほど
12.北鎌倉エリアの特徴・おすすめコース
北鎌倉エリアの特徴
北鎌倉エリアは、規模が大きいお寺ばかり。
ひとつひとつのお寺の見ごたえがあることが特徴です。
なので、あじさいをめぐるために次々と足早に見てまわるのはもったいないかもしれません。
あじさいとともに、訪れたお寺も時間をかけて見て回ることを前提として時間を考えてみてはいかがでしょうか。
北鎌倉エリアで一番有名なあじさいの咲くお寺は「明月院」です。
この明月院は、鎌倉のすべての神社・お寺の中でも「拝観難易度が高い」ことを理解することが重要です。
その理由は単純に混雑のすごさにあります。
一番見ごろの時期では、拝観時間ぐらいに到着すると、北鎌倉駅まで続く列を並ばなければならないほどの人気ぶりなのです。
長谷エリアの混雑スポット「長谷寺」と違い、こちらは入場まで行列を待たなければなりません。
北鎌倉エリアのおすすめコース
明月院の混雑はものすごいものがあります。
しかし、明月院以外はどこも多少混雑を感じる程度です。
しいていえば、境内が他よりも小さめな長寿寺(とはいっても、それなりに大きいです)が多少他よりも混雑を感じるかもしれません。
ですので、明月院を基盤に、時間を組んでいくことがおすすめです。
また、明月院を拝観するおススメの時間帯は、明月院の閉館時間前(16:30頃)です。
閉門前に滑り込みで入れば、並ばずに入ることができる可能性がとても高く、かなりおすすめの時間となっております。
ですので、おススメのコースは、北鎌倉のお寺を周遊してから、明月院でフィニッシュをかける、という順番です。
もし、北鎌倉エリアの見どころのお寺を一通り回るとしたら、アクセスを考えて以下の順番をおすすめいたします。
あじさい巡りの一例北鎌倉駅⇒円覚寺⇒東慶寺⇒長寿寺⇒建長寺⇒(閉館前の時間)明月院
ちなみに、朝の9:30より前までに北鎌倉駅に到着できる場合は、最初にめぐるお寺は混雑が少なく、ゆったり見てまわれます。
なので、ここが見たい!というお寺があれば早めの時間に先に行ってしまう方がいいでしょう。
13.まとめ|梅雨時こそ「いざ鎌倉」で、きれいなあじさいを。
・長谷エリアエリアで人気ナンバーワンは長谷寺。他の神社・お寺は気軽に見て回れる規模のものが多い。
・北鎌倉エリア
エリアで人気ナンバーワンは明月院。
他のお寺は、どこもそれなりの規模があり、あじさい以外も見ごたえあり。
梅雨時だからって、家にこもっていたはもったいないです。
じめじめした空気も、鎌倉のしっとりした雰囲気とは相性抜群ですよ。
ちなみに江のくんが一番好きなのは「明月院」です!
Comments