江ノ電稲村ケ崎駅|山と海の境界線に位置する稲村ケ崎駅は、車窓の景色は一変!


今回はEN10「稲村ケ崎駅」を特集いたします。
こちらの駅は数少ない、ホーム両サイドに江ノ電がとまる駅です。
稲村ケ崎駅は、海と山のちょうど中間にある駅。
歴史的に見ても、新田義貞が稲村ケ崎の海側から、鎌倉幕府に攻め込んだという歴史的な場所でもありますよね。
最近バリアフリー化され、屋外ながらも快適度の高い駅へと生まれ変わりました。
そんな稲村ケ崎を今回は特集いたします!
目次
1.稲村ケ崎駅の魅力度パラメーター(※江のくん調べ)
駅札の下のイラスト(見えにくくてすみません)は、朝顔?
①バリアフリー度 ★★★★★
2017年の工事で、駅全体がきれいになり、車いす対応のスロープができました。
また、電車の発車時にはベルもなります。
②海と山の境界線度 ★★★★★
鎌倉方面に向かえばトンネルをくぐって山側に入り、藤沢方面に向かえば車窓から海辺の景色が広がる中間地点に駅があります。
③観光地ポイント ★★★☆☆
食事○、公園○、海○、温泉○と、実は過不足なくゆったりとした時間を過ごせます。
2.稲村ケ崎駅の特徴
駅の改修工事後は、入り口がスロープとなり車いすの方でも移動しやすくなりました。
また、ホームの待合室もきれいな屋内の小屋ができました。

また、稲村ケ崎はホーム両サイドに江ノ電が停止する駅でもあります。
ホーム幅は狭いため、両サイドにとまる江ノ電の圧を感じられます。
稲村ケ崎駅もそうなのですが、江ノ電がホーム両サイドに止まる駅は、ホームの形がミトコンドリア型になります。
ミトコンドリア型とは、先端が細長く、ホーム中央が膨らんだ形状のことです。
(あ、「ミトコンドリア型」という言葉は、江のくんが勝手に名付けました!)
また、壁に阻まれておらず、かなり開放的な駅ともいえます。
海が直接は見えませんが、周囲の雰囲気でなんとなく海の気配が感じられるような気がします。
3.稲村ケ崎駅の観光、楽しみ方をご案内いたします!
駅を出てすぐに、商店街があります。
そのため、飲食店は周辺に割とあります。
また、商店街から南に向かって数分程度で、海岸線の見える国道134号線に出ます。
そこから左手に向かえば鎌倉海浜公園稲村ケ崎地区や、稲村ケ崎温泉などがあります。
他の区域と比べれば有名というほどの場所もなく、観光地としては地味な印象を受けます。
けれど、観光客数は有名どころと比べると抑え目で、過不足なくゆっくりと湘南時間を過ごすのには実は最適な場所です。
4.稲村ケ崎を隅々までお見せします!
稲村ケ崎駅は、外壁がなくかなり開放的な駅です。
江ノ電のスタンダードな駅といった印象です。
性格でいうと、”素直”っていう印象。
ダブル江ノ電です!
江ノ電に挟まれる体験ができる駅って、なんかすごいなって思います。
ホームの端は歪曲してほそまっています。
単線から両サイドに江ノ電が流れ込んでくるので、ホームはカーブしていますね。
屋外に椅子があります。
その奥には待合室がありますね。
ちょっと覗いてみましょうか。
なかはこんな感じ。
なかなか居心地の良い待合室ですよね!
ちょっと機能的過ぎて、江ノ電ぽくない!と江のくん思ってしまう気持ちも内心あります。
けれど、夏や冬に外で待っているのってなかなか大変だから、待合室って、実際問題必要ですよねー。
ホームの出口は、藤沢方面のみにあります。
スロープがあり、車いすの方でも利用できるようバリアフリー化されていますね。
駅の改札とホームは、線路で区切らています。
江ノ電が走る瞬間は待ちの時間。
江ノ電が通りすぎれば、遮断機が開きます。
駅構内に遮断機があるのは、慣れない人には不思議な光景なはず。
駅の入り口は自動改札です。
右には江ノ電沿線新聞が置かれていますね。
その上には、改札省略中の文字が。
駅の外観は、こんな感じです。
なんか、誰かの家って感じ。
で、江ノ電駅には珍しく、駅の外にトイレがあります。
いかがでしたでしょうか。
稲村ケ崎駅は、観光地というほどの派手さはないものの、江ノ電沿線の雰囲気に満ちた景色に満ちています。
そんな中にある稲村ケ崎駅、バリアフリー化が進められ便利になっていますが、江ノ電の持つゆったりとした開放的な雰囲気は今も健在ですね。

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