ホテルニューカマクラ|大正ロマン香る鎌倉駅前のホテルをご紹介
みなさんこんにちは。
鎌倉散策が大好きなカモメの“江のくん”と申します。
今回は、鎌倉に来たらついで寄りでプラスアルファの体験ができる”チョイ寄りスポット”をご紹介いたします。
駅徒歩1分という超いい立地に、芥川龍之介が宿泊していたホテルがあるのですが、みなさんはご存知でしょうか。
鎌倉好きの方は、先ほどのヒントでピンときているはず。
大正時代よりその姿をとどめたまま営業を続けている「ホテルニューカマクラ」が、今回ご紹介するチョイ寄りスポットです。
黄色い外壁のホテルに、入り口の洋風デザインの門が印象的なレトロモダンのホテルは、そのたたずまいに大正ロマンを感じさせる美しさがあります。
鎌倉はもともと文化人たちが多く住んでいたこともあり、その時代の先端にはやっていた洋風の建築がいたるところに建てられていました。
そのうちの一つが、ホテルニューカマクラです。
現在まで改修をかさねながらも大正時代に建てられた姿をそのままにとどめています。
また、鎌倉市重要建築物の指定も受けています。
ということでさっそく、ホテルニューカマクラをご紹介いたします!
ホテルニューカマクラをご紹介します!
築80年にも及ぶ、このホテルニューカマクラは戦前「山縣ホテル」という名で鎌倉でも有数のホテルとして営業されていました。大正十二年、当時文壇の花形であった芥川龍之介と、すでに歌人としての地位を得ていた岡本かの子が運命的な出会いを果たしたというのもこの場所なのだそう。
※公式サイトより抜粋
八十年前から、こんな素敵なホテルがあったなんて、鎌倉ってすごいですねー!
そして、八十年という長い期間を、その姿のまま営業を続けているホテルニューカマクラもすごいです!
だって、建物って木造なら50年が寿命っていわれているじゃないですか。
なのに、現在も現役でホテルとして使われているわけですよね、それって本当にすごいことだと思います!!
ちなみに、公式ホームページでは、ホテル館内の写真が掲載されておりますので、ご興味のある方は見に行かれることをお勧めします!
というか、江のくんは個人的に「素敵なホームページだなあ」と思いました!
というのも、説明文が、優しい語り口で風情があるのです!
読んでいると、大正時代の気配が伝わってくるような気持ちになるんですよね。
というわけで、そんな素敵な公式サイトのリンクもご用意いたします!
また、芥川龍之介と岡本かの子の出会いの場所という意味でも伝説的な場所ですね。
芥川龍之介は、皆さんご存知「羅生門」や「蜘蛛の糸」などの作品で有名な小説家。
そして、岡本かの子は、名前を聞いてもピンとこない方も割といらっしゃるかもしれませんが、この方「芸術は爆発だー!」で有名な、岡本太郎のお母さんです!
そんな二人の出会いの場って、なんだかすごい。
戦争を潜り抜けて大正の息吹を現在に伝えるホテルニューカマクラ。
鎌倉に来たのなら、そのついでにチョイ寄りしてみることをお勧めします!
ホテルニューカマクラ、地図を使って位置をご説明します
ホテルニューカマクラは、JR鎌倉駅西口から徒歩一分と駅から超近いんです!
だから、鎌倉に来たら、ついで寄りが簡単にできちゃいますよ。
地図:
■鎌倉駅西口を出て、線路沿いを北に向かえばすぐに見えてきます!
ちなみに、鎌倉駅の北側には、西と東を結ぶ高架下の通路がありますよね。
その道へ毎年花びらを散らす桜の木は、ホテルニューカマクラに続く道の途中にあるんです。
(正面は小さな交番もあり、桜が咲いているとドラマのような空間に思えてきます)
ホテルニューカマクラの外観をお見せします!
まずは、入り口にヨーロッパ式の門があります!
映画のセットみたいですけれど、これガチもんにホテルニューカマクラの門です。
そしてこちらが、ホテルニューカマクラ。
伝説のホテルです!!
って、車多っ!!
休日はこんな感じです。
その理由は、後程・・・。
ホテルニューカマクラの説明があります。
大正13年のホテルが目の前にあるって、本当にすごいですよねえ(しみじみ)。
入り口入ってすぐには、看板があります。
そして、こんなところに人力車が!?
車夫さんがどこかで休憩しているのでしょうか。
ささ、ホテルにググッと近づいてみました。
ホテルの前には桜の木があります。
洋風建築に日本の象徴の花である桜とのコラボレーション。
和洋折衷な景観に、江のくんうっとりしてしまいます。
なので江のくん、春になると、ホテルニューカマクラにチョイ寄りしてしまうんですよね。
ホテルニューカマクラの前の敷地は、駐車場として利用ができます!
先ほどからホテルの前にびっしりと車が止められていたり、壁際には人力車も置かれていましたが、なんとここでは駐車場の利用ができます。
そして、安いんです!
ここに書かれている金額は平日料金です。
休日はもう少し上がってしまいます。
けれど、駅前でこの価格って、安くないですか!?
なんて、江のくんがほわほわ桜の木を眺めていたら、さっそく駐車場を利用しに来たひとがいました。
受付は写真左手の窓口より行ってください。
さて、いかがでしたでしょうか。
外観を見るだけでも、その気配に思わず「ほー…」と息を飲む存在感があります。
できればホテルニューカマクラへ宿泊もしてみたいですよね!
そんな機会があれば、江のくんは記事に書こうと思います!
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
Comments