源氏山公園|源頼朝像や切通しと、見どころある鎌倉の公園を簡単解説
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今回ご紹介するのは「源氏山公園」です。
桜、あじさい、もみじと、
時間とともに移り変わる四季折々の景色を、
気軽に味わえる魅力的なスポット。
今回は、桜の咲く春の源氏山公園の景色を中心にお見せします。
桜の見ごろは…?
鎌倉の桜の見ごろは3月末から咲き始め、4月中旬には散ってしまうのが例年の傾向です。
また、源氏山公園には、化粧坂切通しや、頼朝像など鎌倉の歴史を感じさせる見どころも楽しめます。
当ブログは、源氏山公園の雰囲気や楽しみ方、アクセスまで全体が把握できるよう情報をまとめました。
どうぞご覧ください。
目次
1.源氏山公園の魅力まとめ
ここでは、源氏山公園の魅力を4つの項目に分けてご紹介いたします。
1.気軽にハイキングができる
駅から徒歩圏内の源氏山公園は、気軽にハイキングををするには絶好の場所となっています。
2.化粧坂切通し、頼朝像が見どころ
そして、公園内には鎌倉の七切通しのひとつでもある国指定史跡の「化粧坂切通し」や、頼朝像を見ることができます。
3.四季折々の植物
四季折々の植物も見事で、春は桜、夏はあじさい、秋は紅葉と、一年中楽しむことができるのも源氏山公園の魅力です。
4.魅力的な観光スポットが集まっている
また源氏山公園のすぐ近くには「葛原岡神社」「銭洗い弁財天」があり、「佐助稲荷」も近いです。
2.源氏山公園の地図
源氏山公園は東西に長い公園です。
看板がある赤字の「現在位置」はちょうど真ん中あたりから少し西寄りにあります。
当ブログは、この現在位置より
①西側の「銭洗い弁財天」、「葛原岡神社」側
②東側の「化粧坂切通し」「頼朝像」側
にわけて、解説していきます。
ちなみに、看板の「現在位置」には、公衆電話や自動販売機があります。
また源氏山公園は、木に名前が張られています。
自然散策でリフレッシュできて、教養も身につけられるのは嬉しいところ。
こちらのクスノキは幹回りが2m80㎝。
このクスノキは、地図の「現在位置」より少し東側にあります。
3.源氏山公園の西側の桜
JR鎌倉駅から歩いてきた場合、源氏山公園はこの辺りから入ることになります。
それでは、階段をのぼった先に向かってみましょう。
江のくんが行ったときには、桜がちょうど終わりごろになっていました。
桜って咲く期間が短いから、見ごろに来るのって難しいな。
周辺には、桜の木がいくつもありますね。
そんなところに、ピンク色の強い、満開の花を発見です。
近づいてみると花の名は「カイドウ」と書かれています。
桜じゃないの?
調べてみると、カイドウは桜に似ていますが、桜の仲間ではないそうです。
桜は「サクラ属」に対し、カイドウは「リンゴ属」なのだそう。
とはいえ、おなじ「バラ科」なので、近い仲間なのには変わり在りませんね。
桜が終わったころにカイドウは咲き始めます。
桜と違い、1か月ほどの長い期間楽しめる花なのだそう。
4.源氏山公園の東側の桜
源氏山公園東側は、源頼朝像が置かれた公園があります。
見晴らしの良い公園は、周囲が木々に囲まれています。
ありました、源頼朝像です。
そして、頼朝像の目線の先には、桜の木々が並んで咲いています。
近づいてみましょう!
ちょうど、桜の木の下は散策ができる道がありました。
さらに公園の奥側に歩いて行くと、いい感じのお手洗いがありました。
さらにその奥にも公園があります。
江のくんが行った時には、
フリスビーなどで遊んでいるグループの方々がいました。
江のくんは、木のベンチに座って日向ぼっこ。
ベンチの奥には、白い花がまとまって群生していました。
春の気配に江のくんは、しっかりリラックスできました。
5.化粧坂切通し
頼朝像の近くに、切通しがあります。
国指定史跡「化粧(けわい)坂」は、鎌倉七切通しの一つです。
そして、七つの切通しの中でも一番急な坂だといわれています。
「化粧坂」の名前の由来は諸説あります。
そのいくつかをご紹介しましょう。
・平家の武将の首を化粧し、首検台にしたから
・化粧をした遊女がこの辺にいたから
・「けわしい坂」だから⇒「化粧(けわい)坂」になった
どれも後付けだという説もあるので、真実は分かりませんね。
また、新田義貞の鎌倉攻めの時、極楽寺坂とともに、化粧坂もかなりの激戦地になったといわれています。
何日も化粧坂を攻めた新田軍でしたが、結局化粧坂は突破することはできませんでした。
道でありながらも、かなりの防衛機能を果たした坂なんですね。
源氏山公園側から見た化粧坂。
確かに結構急な角度。
下から切通しを見上げると、結構な角度があります。
6.太田道灌の墓
源氏山から寿福寺に向かう途中には、「太田道灌の墓」があります。
太田道灌は、室町時代の武将です。
享徳の乱、長尾景春の乱で活躍し、江戸城を築城したことで有名です。
ですが、謀殺されてこの世を去りました。
なのに謀殺されるなんて。そういう時代だったんですね。
7.源氏山公園から寿福寺に抜ける道
源氏山公園から寿福寺にかけての道は、ずっと下り坂が続きます。
木々に囲まれた道は、歩いているとても爽やかな気持ちになります。
しばらく下ると、寿福寺の霊園が見えてきました。
途中、こーんな細い道にでます。
お相撲さんじゃ通れないかも…。
その先にも再び細い道が。
足元に気をつけながら抜けると…
寿福寺の門の前に出ました。
なかなか楽しいハイキングコースでしたが、途中足場の悪いところがあるから注意が必要ですね。
8.源氏山公園の基本情報やアクセスについて
基本情報
住所:〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇ガ谷4丁目7−1
電話番号:0467-45-2750
駐車場:公園の近くに駐車場はありません。
アクセス
JR横須賀線鎌倉駅西口より徒歩30分ほどです。
これを見れば絶対に迷わず到着できます!
西口を出ると、正面に道があります。
まっすぐ進んでください。
ひたすらまっすぐです。
あしもとをみると、こまめに標識があります。
標識に書かれている、源氏山公園を目指して歩きましょう。
ここで一度ストップです!
標識の通りに右手に曲がります。
曲がってすぐの景色です。
ここからまっすぐ、民家の間を通り抜けていきます。
銭新井弁財天の看板もあります。
とにかく道をひたすらまっすぐです。
分かりやすいですよね。
すると、二股に別れる道があるので、左の坂道を上りましょう。
少し歩くと、銭洗弁財天の入り口である鳥居が見えてきます!
さらにのぼっていくと、源氏山公園の地図のかかれた看板が右手にあります。
そこから、源氏山公園の散策をスタートです。
ちなみに、上の写真の道をそのまま登れば「葛原岡神社」にも到着です。
9.まとめ|地元の人に愛され歴史の跡地でもある公園です
源氏山公園のまとめ・四季折々の植物が見られる公園
・駅から多少距離はありますが、気軽にのぼれる山にある公園です
・源頼朝像があります
・近くには「銭洗い弁財天」「葛原岡神社」があります。
・公園付近に駐車場はありません
地元の人に愛される源氏山公園。
春は桜、夏はあじさい、秋は紅葉と、四季折々の鎌倉の自然が楽しめます。
それなりに観光客はいます。
けれど、混雑を感じることはあまりないのも魅力のスポットです。
鎌倉の桜散策をするときに、分かりやすく情報がまとめられているページをご希望される方は、こちらからご覧ください。
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