【最新2019】鎌倉の鶴岡八幡宮ほたる祭りの日程や混雑情報公開!


よろしくお願いいたします。

雨降りのじめじめした季節ですが、そんな季節にも鎌倉の素敵なお祭りがあります。
なんとそれは、鎌倉でほたるが見られるんです!
その名も「ほたる祭り」です!
毎年6月第二週目あたりを目安に、1週間の短い期間で行われます。
場所は鶴岡八幡宮境内の華柳原池です。
世闇に淡く光るほたると、日没後の鶴岡八幡宮という組み合わせは、なんとも幻想的。
とはいえ、夜に鎌倉まで出るのはなかなか手間に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
本記事では、ほたる祭りの期間やアクセス、混雑具合などの情報から、ほたる鑑賞に良い条件、そして、実際に行った時の体験もお見せしちゃいます!

1.【鎌倉】ホタル祭りでの観賞の日程や時間、基本情報など
日程:2019年6月9日(日)から16日(日)の一週間です。
入場時間:【日没後~20:30】
【日没後】→19:20~19:30くらいで入場開始のイメージです。
(ちなみに他のサイトは、なぜかどこも足並みそろえて19:00から開始と書かれているのですが、そんな早くは入れません。)
場所:鶴岡八幡宮境内の「華柳原神池」周辺
入園料:無料
2.【鎌倉】ほたる祭りのアクセス
ここでは、「華柳原神池」までの行き方も、丁寧にご案内します!
■地図:鶴岡八幡宮を指しています。
■鶴岡八幡宮「華柳原神池」までのアクセス
JR横須賀線鎌倉駅東口下車後、徒歩10分ほど。
駅を背に、正面の道を左手に見える小町通り、または正面の若宮王路に出てから、左にまっすぐ進むと、鶴岡八幡宮の鳥居が見えてきます。
境内をまっすぐ進み、上の写真の「舞殿」が見えたら、右に曲がります。
舞殿の近くに開始前から列ができていますので、そちらに並びましょう。
列の右手にあるのがほたるの住む「華柳原神池」です。
3.鶴岡八幡宮のほたる祭りって、いったいどんなお祭りなの?
鶴岡八幡宮では境内の自然環境の保護や改善にも取り組んでいます。
ほたるまつりの中心となる柳原神池は若宮と白旗神社の間にあり、6月も近くになると、苔むす清らかなせせらぎからフワリと蛍が舞い飛び始めます。
「蛍放生祭」は、蛍の生育と放生を通じて豊かな四季と生命の尊さを思い、その中で生きる私たちをお護り下さる神々に感謝の気持ちをお伝えするお祭りです。
当日は夕刻より舞殿にて神事が行われます。柳原神池で育った蛍も神前にお供えされる中、厳かに祭儀は執り行われ、巫女による舞も奉仕されます。
- 公式サイトより引用
上記のとおり、ほたる祭りの初日は「蛍放生祭」があります。
生命の尊さを思い、私たちを護る神様に感謝の気持ちをお伝えするお祭りです。
舞殿での巫女の舞や神事が行われた後、華柳原池に蛍が放たれます。
初日の19:00から行われるのですが、一般の方向けには行われていません。

蛍放生祭後は一週間、池に放たれたほたるを鑑賞することができるようになります。
身近なところにほたるが見られる場所って、そんなにありません。
なので、とても貴重なお祭りですよね。
命の儚さ、尊さを感じられるかもしれません。

4.混雑具合や、ほたるを見るための良い条件とは?
- 混雑具合は?
期間も短いため、間違いなく混雑します。
待ち時間は平日は30分ほど、休日は1時間ほどが目安です。
ただ、テレビで情報が流れた年は、その後すごい行列になったという前例もあるので、あくまでも時間は目安です。
とはいえ、こんでいるように見えても、列の進みは割合スムーズです。
- ほたる鑑賞するためのよい気象条件とは?
①風がない
②空気は生暖かい
③月明かりや街灯の光がない
④雨が降っていない
この4条件が整えば、ほたるはふわりと空中を舞います。
逆にいいかえれば、
①風が強く②冷え込んだ③月明かりが強いor④雨の強い日
条件がこのように悪いと、蛍が舞うことは少なくなります。
とはいえ、ほたる祭りは1週間しかありません。
気象は、良いときに見られたらラッキーぐらいに思っておく方が良いかもしれませんね。
- どのタイミングで行くのがベスト?
ほたる祭りが1週間しかないのは、成虫のほたるの寿命が1週間だからです。
なので、ほたる祭りが開催されてから早めの時期に行けば、たくさんの蛍が見られるはずです。

儚いな…。
5.鶴岡八幡宮ほたる祭りに参加してみたレポ!
※スマホの使用禁止のため、蛍の映像はありません。
ご了承ください。
江のくんが行ったのは、開始40分前の18:50分ごろ。
もうとっくに列ができていました。
この日は、19:30頃に入場できると、警備の方がたびたびアナウンスされていました。
仕事帰りの平日に行ったのですが、
この日は、風がなく、暖かく、月明りもなく、雨も降っていないホタル観賞の良い条件をばっちり満たしていました!!
とはいえ、天気予報では夜に雨が降り出すといっていました。
梅雨の時期のイベントなだけに、なかなか好条件で見られるのは難しいなと実感。
そして、19:05分の段階で、スマホの使用は禁止となりました。
スマホの光が、蛍に悪影響を与えるからです。

ただ待っているの、つまらないよ。
江のくんがそう思っていると、ふわーっと、光るものが池の方から見えてきました。

ほたるの光だよね!あれ。
そうなんです。
まだ日が沈み切る前から、蛍が光り始めたのです。
そして、池の中から江のくんたちの行列の方に、ふわり、ふらりと、光を放ちながらやってくるほたるも!

めっちゃきれい。
ってか、池の外に出ちゃってるけれど、いいのかな?
そうこうしているうちに、入場開始が始まりました。
時間は19:25分。
そして、中に入って江のくん、どびっくりで声を張り上げてしまいました。

夜空のイルミネーションやーーーー!!
決していい過ぎじゃなく、目の前にはイルミネーションレベルの光が大量に宙を舞っていたのです!
入場する方々、あっちこっちのみなさんが、驚愕と興奮、感動に声を上げています。

異世界…。
真っ暗ななか、たくさんの光が舞う景色はとても幻想的。
特に、木々の下や川のせせらぎがある辺りに、たくさんの蛍が集まっていました。
上を見上げても、ゆっくりと光を放ちながら舞うほたる。
もう、圧巻です。
そして、ゆっくりとほたるが江のくんの方にもやってきます。

すごいな。
もう、感動の極みでした。
いままで江のくん、ほたるを鑑賞する機会は何度かありましたが、こんなにたくさんの蛍をまとまって見られるのは鶴岡八幡宮ぐらい。
そのうち「あとから入場する方がいるので、どんどん歩いてください、奥に進んでください」と声がかかるので、やむなく退散。
出口からも、池周辺にひらひら舞うほたるの光を見ながら、放心状態でぼーっとしてしまいました。
帰りに、鶴岡八幡宮の鳥居の辺りを通りかかかると雨が降ってきました。
鎌倉駅に着くころには、ちょっと強めの雨。
そういえば今日の夜は、雨予報でした。
江のくんが見ているときには雨が降らなかったので、ラッキーだったようです。
今頃蛍は、葉の裏に隠れて、雨をしのいでいるのかなと思いました。
とにかく、とっても素敵な景色でした。

写真撮影禁止のため、ここでみなさんに蛍の景色をお見せできないのは残念です。
けれど、きっと写真では伝えられないすごさだったと思います。
なのでぜひ、本物のほたるの舞う景色を見に行かれることをお勧めします。
本当に感動したのですね。

6.まとめ|幻想的な蛍の舞う景色はとても見ごたえがありました!
・日没後(19:00)から20:30の時間内で鑑賞できますが、混雑します
・風のない、寒くない、月明かりのない、雨のない日がベスト!
なので、直接ライトで照らしたり触ったりは絶対に行わないでくださいね。

お祭りの期間が短いですが、幻想的なほたるの情景を鑑賞できる絶好の機会です。
短い期間のため、意識的に予定を立てておかないと行くのは難しいでしょうが、その価値は大ありです!
たくさんの蛍の舞う世界を、みなさんもぜひ体験してみてください。

江のくんは毎年見に行きます!
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